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「重は軽の根たり(老子26章)」
男よ、弱きものを守るためにさらに精進せよ

重いものは、どっしりとした根っことなって、
軽い枝や花を支えている。
強い者は、なぜに、
さらに強くたくましくならなければならないのか。
それは弱い者を守り育てるためになのだ。


自分だけが強くなって、いい気になろうとするのは、
エゴイストである。人間の本来の生き方は、
弱肉強食ではない。
とくに男は弱い人の人生に花を咲かせるための、
大地の中の根のように、太く、
たくましく精進をするのである。

終日行けども輜重を離れず(老子26章)

「輜」は、ほろをかけた車、「重」は、重い荷物。
「輜重」とは、重い荷物を載せたほろ馬車。
たとえば、みんなで、旅をしているときでも、
食糧などをたくさん載せた重いほろをかけた車を離れないで、
一日中、その車の後押しをするような力を、
男子は、つねに養っておくべきだ。


弱い者を守り育てるのは、人間の究極の課題である。

「老子・荘子の言葉100選」より抜粋

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22:49, Thursday, Mar 12, 2015 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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