「重は軽の根たり(老子26章)」
男よ、弱きものを守るためにさらに精進せよ
重いものは、どっしりとした根っことなって、
軽い枝や花を支えている。
強い者は、なぜに、
さらに強くたくましくならなければならないのか。
それは弱い者を守り育てるためになのだ。
自分だけが強くなって、いい気になろうとするのは、
エゴイストである。人間の本来の生き方は、
弱肉強食ではない。
とくに男は弱い人の人生に花を咲かせるための、
大地の中の根のように、太く、
たくましく精進をするのである。
終日行けども輜重を離れず(老子26章)
「輜」は、ほろをかけた車、「重」は、重い荷物。
「輜重」とは、重い荷物を載せたほろ馬車。
たとえば、みんなで、旅をしているときでも、
食糧などをたくさん載せた重いほろをかけた車を離れないで、
一日中、その車の後押しをするような力を、
男子は、つねに養っておくべきだ。
弱い者を守り育てるのは、人間の究極の課題である。
「老子・荘子の言葉100選」より抜粋

重いものは、どっしりとした根っことなって、
軽い枝や花を支えている。
強い者は、なぜに、
さらに強くたくましくならなければならないのか。
それは弱い者を守り育てるためになのだ。
自分だけが強くなって、いい気になろうとするのは、
エゴイストである。人間の本来の生き方は、
弱肉強食ではない。
とくに男は弱い人の人生に花を咲かせるための、
大地の中の根のように、太く、
たくましく精進をするのである。
終日行けども輜重を離れず(老子26章)
「輜」は、ほろをかけた車、「重」は、重い荷物。
「輜重」とは、重い荷物を載せたほろ馬車。
たとえば、みんなで、旅をしているときでも、
食糧などをたくさん載せた重いほろをかけた車を離れないで、
一日中、その車の後押しをするような力を、
男子は、つねに養っておくべきだ。
弱い者を守り育てるのは、人間の究極の課題である。
「老子・荘子の言葉100選」より抜粋

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