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「シルクのブラウスの黄ばみ」2/11(火)
早朝5時前には子安庵(社宅)を出発しますが、玄関のドアを
開けて外に出たら「おお、また雪が・・」パラパラ降り出してい
ます。

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今日の雪はちょっとした雪化粧で終わるようですが、ミニに
はスタッドレスを履かせていないので、ちょっと雪には敏感
になっています。スタッドレスを履かせた社長の軽で立ち往
生してからというもの。

P1020824

それはそれとして、今日は昨日撮影したシルクのブラウスの
黄ばみ取りをご紹介します。


というのも、ここのところ何度か黄ばみの漂白がテーマにな
っていますが、こういった女性のブラウスの黄ばみが春夏秋
冬を問わず、とても増えているからです。

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とにかく、脇などに黄ばみがあるものは、季節を問わず一年
中入ってきますが、特にレディスのアイテムに黄ばみが目立
ちます。

IMG_7917

日本の女性の体質が変わったために黄ばみが増えてきたと
いう話もありますが、本当に、肌に直接触れる白い衣類には、
黄ばみがあるものの方が多いです。

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今回のブラウスは素材がシルクで、生地には細かい縦ジワが
あり、ボタンは薄いガーゼのようなものでくるんであります。

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また、背中にはアクセントでパイソンレザーが使われていて、
漂白の漬け込みをためらう材料が揃っていますが、黄ばみを
取って全体にすっきりさせるには漂白が一番です。


漂白して生地の細かい縦ジワが取れてしまうといけないので、
一部に水を付けて様子を見ます。
シルクのシワ加工は水に入れるとほとんど取れてしまいます
が、このブラウスはシワ加工ではなく、織りで生地に凹凸をつ
けてあるため、水に入れても大丈夫でした。


次に背中のパイソンは、とてもデリケートな素材ですから、漂白
剤には漬けたくありません。そこで、ビニール袋でカバーをして
ガードしておきます。


それでは漂白ですが、使うのは中性の漂白剤。素材がデリケー
トなだけに、温度はこの漂白剤が効果を発揮する最低温度の
40度。漬け込み時間も短く10分間にします。

IMG_7923

しっかりと漂白剤に漬け込みます。

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漂白から出したら水で濯いで乾燥ですが、レザーが使われ
ているため常温で乾燥します。また、レザーが濡れてしまっ
た場合は、そのまま乾かすと硬くなる場合があるため、濡れ
ている内にデリケートクリームを塗っておいて、乾いてから
軽く揉むと柔らかさが戻ります。

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今回は漂白剤への漬け込みで脇などの黄ばみはほぼわ
からなくなりましたが、黄ばみが残った場合は、過酸化水
素の水溶液を何度もスプレーして、徐々に黄ばみを消して
いく方法もあります。

IMG_7934

脇の黄ばみも全体のくすみも見事に取り除かれてきれい
になりました。


おお、当番のさっちゃんが「ラジオ体操5分前です」と合図
をおくってきました。
さて、そろそろ恒例のラジオ体操です。


生かしていただいて ありがとうございます。



05:48, Tuesday, Feb 11, 2014 ¦ 固定リンク ¦ コメント(1) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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脇の黄ばみも全体のくすみも見事に取り除かれてきれい
になりました。- Loft Conversions

名前: Loft Conversions ¦ 01:13, Wednesday, Nov 06, 2019 ×



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