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「掃除をさせていただく」6/2(火)
お釈迦様のお弟子さんの中で、
一番頭が悪く、愚かだといわれていたのが、
周利槃持(しゅりはんどく・チューダ・パンダカ)
という人がいました。


どのくらい愚かだったのかというと、
ときどき自分の名前すら忘れてしまうほど
頭が悪かったそうです。


だから、
周りの弟子たちから
バカにされていた周利槃持(しゅりはんどく)は、
あまりの自分の愚かさを嘆いて、
仏弟子を辞めようと思って
お釈迦様の元を訪れます。


「お釈迦様、
 私はあまりにもバカなので、
 もうここにはいられません・・」


その時、お釈迦様が彼にこう言います。


「自分が愚かだと知っている者は愚かじゃないんだよ、
自分は賢いと思いあがって者が本当の愚か者なんだよ」


すっかり弟子を辞めようと思っていた
周利槃持(しゅりはんどく)は、
キョトンとします。


そして、お釈迦様はこう続けます。
「そうかあ・・、
おまえは多くのことを覚えられない
ようだから、この箒で掃除をしながら、
このように唱えるがいい」


「塵を払おう。垢を除こう」
(ちりをはらおう、あかをのぞこう)


「それなら、私にもできそうです」


「そうか、頑張るんだよ・・」


お釈迦様にそう言われて、
嬉しくなった周利槃持(しゅりはんどく)は、
たまに忘れそうになりながらも、
「塵を払おう。垢を除こう」
と唱えながら、
一生懸命
箒をもって掃除をしていきます。


普通の人は、
そうは言ってもすぐ辞めてしまいます。


しかし、
一年、二年、五年、二十年と、
周利槃持(しゅりはんどく)は、
掃除をひたすらにやっていきました。


その姿勢に、
始めはバカにしていた他の弟子たちも、
次第に彼に一目置くようになります。


やがては、
お釈迦様から言われたことを、
ただ黙々と、実直に、淡々とやり続ける
その姿に、周利槃持(しゅりはんどく)を
心から尊敬するようになりました。


そして、
ついに周利槃持(しゅりはんどく)は
仏教でいうところの「阿羅漢」の境地に
達します。


「阿羅漢」とは、
反省修行を行って、
心の汚れや塵を落とした
第一段階の悟りを得たということです。


ある日、
お釈迦様は、
多くのお弟子さんたちを前に
こう言われました。


「悟りを開くということは、
 特殊な境地になることでも、
教えをあれこれと覚える事では決してない。
それよりも、
たとえわずかなことでも徹底して実践することが
大切なのだよ」


「見よ、
周利槃持(しゅりはんどく)は箒で
掃除することに徹して、
ついに悟りを開いたではないか」


お釈迦様が言われた
「たとえわずかなことでも、
徹底して実践することが大切なのだよ」
これは本当に
素晴らしい真理(真実)だと思います。


周利槃持(しゅりはんどく)は
やがて自分の塵を払い、垢を落とそうとする行為から
ひたすら神様仏様へ
生かされていることへの
感謝の気持ちを捧げ、
喜んで掃除をさせていただく「奉仕」の
行為となっていきました。


美紀ちゃん、
そして皆さん。


掃除が「労働」や「義務」でなく
感謝の気持ちを捧げ、
喜んでさせていただく「奉仕」であると、
その場は
目に見える世界でも
目に見えない世界でも
光り輝く場に環境整備
されていくでしょう。


で、
それを一番誰が喜ぶのか?
先祖の皆さんです。
先祖の皆さんが一番喜んで
くれるのです。


感謝と喜びで掃除をさせていただく心を
持った人たちは、
きっとキラキラと輝いた
素敵な笑顔を見せてくれるからです。
いいね、(・∀・)イイ!!ねえ
先祖も喜ぶはずですネ


で、
私の掃除の師匠は法子さんです。
彼女が掃除をすると
それはそれは
半端なくその場も環境も
美しく輝いていきます。


そういう几帳面な掃除の達人が
身近にいることがありがたいです。
彼女を見ていると
本当に楽しそうに淡々と奉仕の心で
やっているのがよく分かります。


私も掃除の後は
必ず掃除のチェックを受けて
気づいてない部分の
指摘を受けることにしています。


そうすると
「なるほどなあ・・」と、
見えなかった掃除のポイントや
見逃していたところが
見えるようになっていきます。


何でもスポーツと
一緒です。


小さなことを
継続して
コツコツと続ける。


※6月になって
地元もデパートもやっと繁忙期が訪れた感じがします。
ホッとしています。

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04:54, Tuesday, Jun 02, 2020 ¦ 固定リンク ¦ コメント(11) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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■コメント

きれいになることに喜びを持って

掃除や洗濯をしていきます。

名前: 松村 誠 ¦ 06:58, Tuesday, Jun 02, 2020 ×


奉仕の心を意識して

掃除に勤めます。

合掌

名前: 及川 勉 ¦ 07:00, Tuesday, Jun 02, 2020 ×


 毎日、心を込めて掃除をしっかりしていきます。

ありがとうございます。

名前: 笠岡潤聖 ¦ 08:01, Tuesday, Jun 02, 2020 ×


毎日コツコツと掃除をさせて頂き、心の塵も落として生きます。

今日も一日宜しくお願い致します。

名前: 今井敏明 ¦ 08:27, Tuesday, Jun 02, 2020 ×


綺麗になると気持ちいい
掃除の後の快感は最高です

名前: 廣瀬伸一 ¦ 08:31, Tuesday, Jun 02, 2020 ×


掃除でもなんでも、
目の前のことを一生懸命させていただく、
今はそれに尽きます。

名前: 鈴木尚学 ¦ 09:14, Tuesday, Jun 02, 2020 ×


きれいになるよう

掃除をさせていただきます

名前: 手島 加奈子 ¦ 09:36, Tuesday, Jun 02, 2020 ×


感謝の気持ちを持って、掃除をさせて頂くこと。
そして、継続すること。

ありがとうございます。

名前: 佐生 ¦ 12:54, Tuesday, Jun 02, 2020 ×


私はいつも積み重ねが大事だと思っています。自分が中学生の時、いつもなぎなたの試合で1回戦で負けることが多く、そのたんびに悔し涙を流したのをおぼえています。なんでこんな下手くそでいつも勝てないんだろうって、そんな事を考えてばっかりでした。でもそこでわかったのはコツコツと積み重ねし、自分で努力をする…それが大事なんだと分かりました。たまに先生に言われたくない事も言われ、時にはぶつかったりもしました。
でもそんな厳しく指導してくださったおかげで中学校最後の県大会で優勝することが出来ました。本当に先生には感謝しきれないほど感謝しています。中学時代も学校に行けていたのは母となぎなたの森先生のおかげいけていました。

代表も言っているようにどんなに大きな事ができなくても小さなことからコツコツやっていれば、私はその努力が実ると。私はそう信じています。
今日もブログを書いてくださって有難うございます!

名前: 伊藤美紀 ¦ 14:22, Tuesday, Jun 02, 2020 ×


続けてこそ道
コツコツと頑張ります

名前: 智子 ¦ 22:38, Tuesday, Jun 02, 2020 ×


今日帰宅してブログの話をしようとしたら、「もう読んだし、コメントも書いた!」とニコニコしながら答える美紀。自ら進んでしたことに、正直驚きました。
はてさて、どんなことを書いたのやらとドキドキしながら読んでみて、再度驚きました。つたない文章ではあるものの、私が思う以上に理解していると感じたからです。

高1の時、学校で「好きな漢字を一文字選び、選んだ理由を書きなさい」という課題が出されました。美紀が選んだ漢字は「恩」。そして、なぎなたの先生への感謝の気持ちが書かれていました。学校の先生からも素晴しいと評価して頂き、廊下に貼り出されていたのを思い出します。

今また本気で自分に向き合い、こうして自分に向けてブログを発信して下さる代表に心から感謝している様子が伝わります。とても嬉しいのがわかります。

小さなことをコツコツと。
美紀は何を続けていくのでしょうか。
楽しみに見守っていきたいと思います。

母である私も、美紀を通して勉強させて頂いております。
お掃除苦手な私ですが、義務ではなく、喜んで感謝して綺麗にさせて頂きます。

有難うございます。

名前: 伊藤京子 ¦ 00:03, Wednesday, Jun 03, 2020 ×



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