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2018年12月23日

「上求菩提下化衆生」12/23(日)
恵まれない子ども、
問題のある子どもを引き取って
お寺で共に生活してきた浄土宗のお坊さんの
ドキュメンタリイ番組をテレビでやっていいました。


その献身的な姿、
子どものことを本気で思いやる姿<
怒る姿、寄り添う姿に
涙がとまらなかった。


そのお坊さんは
今は脳梗塞で倒れ、
手術を受けて言葉を発することはできなくなったけど、
昔お寺で面倒見ていた不良であった女の子の結婚式では
バージンロードで車椅子から降りて
その女の子に寄り添って、いや、女の子に寄り添われて
共に歩いていた。


まさしくこの人の人生そのものがそこにはありました。


多くの不良や恵まれない子どもたちに寄り添いながら
実は自分自身がその子たちに寄り添われていた。


自利利他。


障害を持ちながらも女の子に寄り添い、寄り添われながら
バージンロードを歩くお坊さんの顔はまさしく仏様でした。


人間はこの世に何のために生まれてくるのか?
]

その目的は実は成功を勝ち取るためではありません。


人に対する愛情、思いやり、親切、心の中の母性を発露し、
愛を学ぶために生まれてきます。


それが真実なのです。


ハープイメージングの山崎君と
アートディレクターにはそのことが本当は伝えたかった。


うちの会社はそういう会社なんだと。


いや、富裕層だけを相手にするだけでは
まったく存在意義はまったくないと。


ただ、
今はそうなりたいために日本一の会社にならないと
逆に中途半端で崩壊してしまう。


私の頭の中には
「上求菩提下化衆生」が常に出てきます。


「上求菩提下化衆生」は
「上には悟りを開いた境地を求め、
下には仏の教えで救済する」という理念を示していて、
簡単に言えば上の人を見習って自分を高めていく努力を
続けていくこと、困っている人や助けを求めている人には
自分から手を差し伸べて手伝ってあげること、
自分の能力や知識を惜しみなく相手に与えることです。


私はそのお坊さんの姿を見て涙が出て止まらなかった。


久々に嗚咽するまで泣いた。


今は目がパンパンに張れています。


そのお坊さんの無私で純粋な姿に「自分はどうなのか・・??」と
本気で自問自答していた。


ただ、心の中にあった様々な雑念が涙と共に流されていった。


そして夜は天皇陛下の物語。


そして心底思いました。


ああ、やり方は違ってね微力なりとも人の支えとなって
今与えられた仕事を通して人を愛し、人を育て、人を包み込んで生きていきたいと。


新たな熱い決意が生まれました。


しかし・・、ほんとうは、。
ああいう人が真実のお浄土に還られるんだろうなあ・・・。

19:45, Sunday, Dec 23, 2018 ¦ ¦ コメント(0)


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