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2020年 4月30日

「龍が玉を吐くように命を吐く」4/30(木)
『人間はぬくぬくしはじめると、ろくな仕事はせぬ。
追いつめられると、龍が玉を吐くように命を吐く。』
              道元禅師「正法眼蔵」


偉人傑物と言われた人々はみんな、何らかの理由
で追い詰められていきました。


しかし、そのピンチをチャンスに変えたのです。
つまり、ピンチをチャンスに変えるだけの潜在能力を
発揮するのは、追い詰められたときなのです。
過去の自分を振り返ってそう実感します。


まさしく今回の新型コロナウイルスのパンデミック、
都市封鎖によって、いろんなことが原点に戻されて
います。ただその過程はとても過酷なものがありま
すので、表面的には、いろんな感情も出てきます。


今日も、成田から来てくれている電気工事の技術者
さんが、


「成田空港は家内が勤めているのですが、
パンデミック後、まるでゴーストタウンだと言っ
てます。お客さんの回転寿司屋さんは後2か月
この状態が続くと倒産だと・・。政府もひどすぎ
ますよ。コロナがおさまっても、もうもとに戻れ
ませんよ、この状態は」と、とても落胆されてい
ました。


こんな話を毎日のようなに色んな方々から聞く
わけで、表面の部分は「この先、どうなるんや
ろうか?仕事、給料、支払い・・人命は尊重しな
くてはいかんが、このままじゃあ経済も会社も
連鎖で破綻していくし、たまらんなあ・・」と、考
える自分がいます。


しかし、もっと奥の本当の自分というか、本質的な
自分のいのちは大きな変化、人間としての本質的
な原点回帰に突き進んでいることにワクワクしてい
る自分もいます。


・資本主義の崩壊と、この文明の崩壊は《「破壊」は
「創造」に対しての愛》という観点から私たち人間に
とって「最も幸せなこと」だと確信してみる。


そして今、それが現実になろうとしているのですから、
冷静に考えれば、とても素晴らしい節目にいるわけ
ではあるのです。「地球最後のニュース」より


会社という方便を通して、随分いろんなものを捨て
てきました。そして今回、さらに原点に戻るために
様々な部分を捨てていく方向に向かっている、それ
はとても有難いし、こんなことがない限り自分は
まだまだぬくぬくしたところにいただろうと痛感します。


龍が玉を吐くように命の玉を吐きます。


皆さん、是非「まるぞう備忘録」もそうですが、「世界
地球最期のニュースと資料 In Deep」ブログをご覧に
なられたらいいです。現在と未来のありのままの世界
と日本の姿が書かれています。そのありのままの
真実を受け入れた上で、自分がこれからどう生きる
のか?生きたいのか?そして死んでいきたいのか?


ただの情報ではなく、自分たちを真実に導く有難い
貴重な情報として受け止めていきれば、まさにそれは
彼が語っているように、【資本主義の崩壊と、この
文明の崩壊は《「破壊」は「創造」に対しての愛》という
観点から私たち人間にとって「最も幸せなこと」だと確
信出来る】
と思います。


それぞれが泣こうが喚こうが、怒ろうが笑おうが、もうそう
いう最終的な時期に来ている、というしっかりした自覚が
私たちには必要だと思えます。ということですかね。

07:36, Thursday, Apr 30, 2020 ¦ ¦ コメント(17)