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「常に後悔なく生きる」12/31(月)
おはようございます。


今年最後の早朝散歩に行ってきました。


会社からすぐの場所に大道沢緑道(自然公園)が
取って付けたようにあって、まるで私たちに「ここを歩きなさい」
と言ってくれているようです。


これは広島空港が私の住む場所から30分の距離に
出来たことであったり、アクアラインが出来て広島と千葉のNC
の距離がとても近くなったり・・・・。


いずれも取って付けたようなことばかりのお陰で、
今、こうやって、千葉君津市のNCという会社にご縁を持つことが
できたわけで、ああいった「取って付けた」ようなことがなければ、
広島からここまで来るには多分5〜6時間ぐらいかかってましたから、
急用やお葬式があってもすぐには広島に帰れないので、
多分こういう状態にはなっていないと思います。


「取って付けた」ような偶然めいた必然の積み重ねが今です。


ですからその偶然めいた必然には向かうべき方向や意味が
しっかり暗示されています。そう感じます。


未来は白紙です。が、おおよそ自身がこの世に生まれてきた
役割や目標設定はこの「いのち」の中にしっかりと刻まれて
いるように思えます。


私たちは、生まれた限りは誰でも、病気、別離、事故、その他の
ショックな事柄・・・などのたくさんの問題に直面します。
生まれ出る時の境遇は、前の世からの絡みや縁が強く作用
するようですが、生まれた限りは修行の意味からも、自分の
努力幅がこの世に投射・反映されていくようです。


個人的な違いはあっても、人生に影響する因子は自己努力が
60パーセント、過去の因縁と自分で決めた運命が約40パーセント
だとしたら、やはり人生には自己努力がとても大切で、この自己
努力が自分の人生に、大きく作用しているのです。


ただこの努力の結果は、時と場合により成功、失敗いろいろあり
ます。人生は結果よりも「プロセスが一番大切」と言われてますから、
結果はあまり重要ではないようです。それは、人間は必ず死ぬ
有限な存在だからです。すべては移り変わる無常なる世界の
出来事だからです。


重要なのは、自分が一生懸命後悔なく生きたかどうか?燃焼でき
たかどうか?他人や世間の評価は聖徳太子が「世間虚仮 唯仏
是真」と言われているように、まったく関係ありません。
常に自分を省みる、つまり、自分との闘いです。


お釈迦さまが「人は安楽な職についてはいけない。安楽な場に
いてはならない」とした理由がここにあります。人間は怠惰な性
を有するので、安楽な状態では、自分を律することなく世間や
怠惰に流され、一生懸命努力して後悔なく生きるとか、自分を
燃焼して生きるということは、頭ではわかっていても実際はとても
難しいのです。


いろんな厳しい状況を、愚痴をこぼさず、不平不満を言わず、
明るく感謝しながら実践者として生きていった人は、たくさん「いのち」の
喜びを味わえます。そういう人は、あのスーパーボランティアの
おじさんのように「いのち」の勝利者で在り、真の成功者です。


私にとってお寺は安楽な場であったのかもしれません。
安楽に生きるにはとても居心地がよいのです。


この場は
日々まったく油断が出来ず、一年前のことは遠い昔のことに思え
るほどスピードと変化が早い緊張感のある場です。
一つ選択を間違えるとスピードと変化が早い分、
実に大きなダメージを受けることになります。


ですから、
一瞬たりと気を抜くことは出来ませんので、
常にアンテナを張って、感じたら即行動していきます。
そんな姿を見ると、人からは「無理しないように」と言われます(笑)。


ただ、
私自身の「いのち」はいつも燃焼しているのは間違いないし、
いつこの世を去ったとしても、それが旅の途中であっても多分
後悔はないと思います。


お寺にいる時より何十倍も厳しい状況を生きながら、逆に自分の
「いのち」はとても喜んでいる。
お釈迦さまが言われた「人は安楽な職についてはならない」という
言葉がとても納得できるのです。


先ほど、
伊勢丹新宿店メンズ館店のスタッフたちを
見送りました。


その二人も、
もはや13年間、一時間をかけて
千葉からバスで東京との遠距離を通い続けています。


こんな話はしたことはありませんが、
その二人も無意識にこの「「人は安楽な職についてはならない」という
物事の真実が無意識にわかっているからこそ、
今の自分を頑張っているのだと思います。
これはうちの主要メンバー全員ですが・・・。


また、手前味噌になりますが、
私の妻をはじめ、こどもたちも
みんなそれぞれの職や役割を安楽にならず
よく頑張って生きていると、
嬉しく思っています。


今日も2018年最後の仕事を頑張って
夜は本当は格闘技見たいけど、早目にぐっすり寝て
明日は気持ちよく広島へ帰ります。


一年間ありがとうございました。
それでは、また新しい年の明日にて。

05:46, Monday, Dec 31, 2018 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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