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2018年 1月30日

「受けた恩は返す」1/30(火)
他人の家に行った時に、
ご馳走で接待を受けておきながら、
その相手を客人として招待した時に、
何もご馳走をせずに平気で過ごして、そのまま帰す人。
このような人こそが、最低の人間である。

(原始仏典 釈尊の言葉 スッタニパータ編 第1章7節−No.128)
より転載


「代表、お祝いやお礼を受けたらすぐ半返しないといけないよ。
それが礼儀だよ」


「給料の高低はその人の人間力・技術力・サービス力で決まる。
特にその中でも人間力の他を思いやる愛情心や礼儀正しさ
で決まる。それがない人は技術もサービスも小手先だから給料
は上げてはいけない。上げるとその人に悪い因果を作ることに
なる。負の因果を背負わすのは悪になるよ」


「○ちゃん。感謝は行動で表さないと。行動とは現実的にお世話
になっている気持ちをお金で渡すこと。抽象的なものは何一つ
ないよ」


ここのスタッフたちは、法子さんから「因果の法則」を現実的に
教えられ身に付けさせてもらっています。

●よくしてもらって当たり前だと思っている人。
●貸し借りが平気で相手に返さなくても気にならない人。

このような、恩知らずで、自分勝手な、自己中心的な人になっては
ならないと、先祖の後姿から教えられた「善因善果・悪因悪果」の
因果の法則を、法子さんはうちのスタッフたちに厳しく躾していきます。


つまり、
貸し借りとは、私達が思う以上に、そこに因果が生じているからです。
次の生まれ変わり(転生)に、確実に影響するようです。
来生に自分が生まれる条件(国、性別、富裕、健康、肉体など)を
形成させるのが、因果です。

●自分が受けたのに、その恩を返さない人。

お釈迦様は、これを「最低の人間」だと断言されています。
これは、大きな悪い因果が生じることを意味します。

●自分は提供した側であり、相手からは何も返されなかった人。

これは因果の法則では、勝利者です。
自分が返してもらえなくても、そういう相手を恨まないならば、
気にしないならば、この人は別の形で、

・ 違う形の幸運で、今生で自分に返る。
・ 自分の病気が減る、緩和している。(その分は相手に自動的に
  移ります)
・ 自分の寿命が延びる。
・ 来生の幸運で、生まれ出る条件で、返される。

このような因果の法則が働きます。
お釈迦様は、

・ 因果の追跡は誰も避けることが絶対に出来ない。
・ 生まれ変わりを挟んでも、完璧に追跡する。

だから、

・ 完全に公平だから、安心しなさい。

とも示唆されています。

出来るだけ、

・ 貸し借りを創らないように、
・ 貸し借りを残さないように、


感謝で受けた恩を返して生きたいものです。
ある意味、報恩感謝とはまさしくそういうことであったのかと、
はっきり分かりました。
また、学ばせてもらいました。有り難い。


05:58, Tuesday, Jan 30, 2018 ¦