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「優しさと弱さは別もの」12/22(金)
≪まるぞう備忘録≫より転載

優しさと弱さは別のもの。正反対。

 これは優しさと強さは同じ事象のウラオモテであることを
示しています。陰と陽。優しさと強さ。

 一見、優しさは弱さと混同されることがあります。自分が
弱いだけなのに、自分は優しいと勘違いしてしまう。

 自分が自分に対して厳しくできないこと。相手に対してき
ちんとNOと言えないこと。この弱さを、自分が優しいからだ。
と勘違いしてしまうこと。そういうこともあるかもしれません。


ハングリーさを失いつつある日本人たち。

 特に現代の日本社会はその傾向があるかもしれません。
 残念ながら日本人の生命力(ハングリーさ)は周囲の国々
から比べるとかなり見劣りがするように思います。
 何でも与えられる環境で、人(我が子含む)にも厳しくでき
ず、自分にも厳しくなれず。

 現在日本社会が蓄積されている因子を観察すると、日本
人のハングリーさ(生命力の強さ)を試される逆境を自ら招き
つつあるように思います。もし「強い優しさ」を持つ日本人の
割合が増えれば、逆境の因子は薄まります。

 しかし「弱さを優しさと勘違いする人」の割合が、増えれば
増えるほど、引き寄せている逆境はより厳しいものとなります。

 「自分の弱さが相手への優しさである」と勘違いしている人
は、「無防備が日本の平和の道である」と勘違いしている人と
同じ色に思えます。


母性が商売繁盛の基本である。ただし。

 母は強し。
 そして本当の母性(男女年齢を問わず)とは強さと厳しさと
いう土台があってのことである。
 商売の成功には母性が必須条件であると思いますが、そ
れは相応した強さと厳しさという覚悟も要求されることであり
ます。≪転載終了≫
         


その通り。
優しさと弱さは違います。本当に優しい人は強いです。

愚痴不平不満を言わず、与えられた環境の中で前向きに
精一杯生きようとする。

昨日の夜、保育園の忘年会から帰って、他の保育園に勤
めている娘が、保育園で鍛えられている様子を語っていま
した。

私は「もっと鍛えられんさい」と笑ってました。

彼女が将来管理職になったとき、今鍛えられていることが
とっても生きてくるし、経験者として良いプライドを持って、
後輩を導ける仏教保育の道を歩んでいけると思っています。

お釈迦様は、原始仏典「ダンマパダ」第十章―百四十二番
の中で「常識と道徳には、真の霊力が宿る」と説かれています。

つまり、社会の中で、職場の中で、常識を持ちながら道徳的
な行動に生きようとする人こそが、真の信仰者であると言われ
ているのです。つまり、念仏者ということです。

優しい人とは「常識」と「道徳心」のある心の強い人のことを言
います。

甘え合う関係と、支え合う関係とは似て非なるものです。


甘えずにルールを守って他の人に喜びを与えるためにしっかり
頑張りましょう。

15:45, Friday, Dec 22, 2017 ¦ 固定リンク ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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