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「逆境のいのちの輝き」12/23(土)
≪まるぞう備忘録≫より転載

私達は自分が思う以上のしたたかな生命力をもつ。

 人の生命力とは無限の可能性を持ちます。私達の
生命力というのは、本来私達が思っているより、もっと
したたかで強いものであります。


 ただしその生命力を発揮させるには、スイッチが必要
であります。そのスイッチとは「逆境」と呼ばれます。
 しかし人は、考えられるありとあらゆる逆境に耐えられ
る力をもっております。本来は。
 逆境こそが、私達の生命力をパワーアップさせてくれ
る鍵であります。


 そして私達がこの人生から離れる時、振り返って本当
にこの人生は良い人生だった。と思える美しさ。
その美しさとは、逆境をスイッチとして、自分の生命力が
光った時期。これであります。
 そう、人生を振り返り、その時、自分の生命力が光り
始めて入るのを改めて客観的に観た時、ああ、なんてキ
レイな光であるか。そのように感動することであろうと思
います。


 生きている時は、逆境とは避けるべき不幸であると
思っておりました。もちろん自分や家族が不幸にならな
いように注意深く生きることは大切です。
 でもそれでも避けきれず直面しなければならない逆
境。しかしその逆境こそ、自分の人生が、本来の生命
力を取り戻し、光始めたのでありました。


 本当に、生きている人生の舞台。オモテで見えること
と、ウラの因子は真逆であります。
 私達は自分の人生を俯瞰する時に、改めてそれを発
見することであろうと思います。


過保護は相手の生命力を奪う最強の環境。

 「与える」こと。これが行き過ぎると「過保護」になりま
す。「過保護」は相手の生命力を衰えさせるもっとも効
果的な方法です。

 小学校によっては「悪平等」の教育が行われている
ところがあるかもしれません。子供たちに競争させるこ
とは悪だという思想です。その「悪平等」は子供たちに
「負ける免疫」「挫折の免疫」を得る機会を奪います。


 挫折の免疫がない子供たちが学校を卒業をして社
会に出る。社会は甘くありません。
 「悪平等」「過保護」で、生命力が退化した子供にと
って、いきなり厳しい社会に飛び込まさせることは、本
当に気の毒です。


「与える」ことは、大切であります。ただしそれは「相手
の依存心」を育てないバランスが必要であります。
「与える」のも母性ですが、「与えない」ことも母性であ
ります。


 昨日の「安売りをすること」が必ずしもお客さんのた
めにならないということ。
 本日の「与えること」が必ずしも相手のためにならな
いということ。 ≪転載終了≫


道元禪師の書かれた「正法眼蔵」の中に「人間ぬくぬく
し始めるとろくなことをせぬ。追いつめられると龍が玉を
吐くように、黄金の玉を吐く」というものがあります。


人間は、苦境に落ち、苦しみ悩み

悲しみの極限の土壇場になれば

思いもしない力を発揮するものなだ、ということです。

もう駄目だという所から

立ち上がる者ほど強くなるものなのです。

命が磨かれて、潜在能力が発揮されていくのです。

一生懸命だと 「知恵が出る」

中途半端だと 「愚痴が出る」

いい加減だと 「言い訳が出る」


私は根っからの横着者ですから、ぬくぬくすることを好む
反面、とってもぬくぬくすることに対して気持ちの悪さを
感じてしまいます。


それは本来のいのちの輝きを失ってしまうことだというこ
とを無意識に知っているからだと思います。逆に逆境が
来れば来るほど不思議といのちの奥底からワクワクする
ような生命力が噴き出してくるというか、自身のいのちの
本来性が蘇っていく輝きを感じます。


逆境や追いつめられることは、一見嫌なことであるけど、
自身のいのちはとてもワクワクドキドキする躍動を感じ
ています。実に不思議な感覚です。


アントニオ猪木が


「元気があれば何でもできる!この道を行けばどうなるも
のか 危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし  踏み出せば
その一足が道となり その一足が道となる 迷わず行け
よ 行けばわかるさ。ダァ!!」 


実は、この言葉は一休禅師の言葉ですが、まさにこれです。


人間って勝手に自分の枠を作って悩み、自分が疲弊し
た思考で苦しみ、まぁよくやるわ・・と自作自演の舞台を
勝手に創造して自己実現していきます。無意識に・・・。


という性があるのならば、


「行けば分かるさ!ダァ!!」


という、仏さんと一緒グセをつければいいのにって思います。
いつでも、どこでも、どんな時でも、決して一人じゃない。
仏さんと一緒ダァ!!というクセを。行けばわかるさぁ。ダァ!!


●まっちゃん、及川、お歳暮ありがとう。
しっかりお風呂に入って、ハム食べてぇぇ。クリスマスかぁぁ?

j●会社の中の子どもたちが先走っていろんなことがあった
一日でした。ただ、まあ、気持ちはよくよくわかるので、
有難いとは思っているのですよ。
ただ、人を見て、智慧を使わないとね。
本当のところを純粋に生きたいからね。世間はどうあれ・・・。

17:16, Saturday, Dec 23, 2017 ¦ 固定リンク ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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