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「感謝に勝るものなし」5/3(木)
昨日の話の続きです。


豪邸に住もうが、お金がいっぱい入ってきて、
好きな物が何でも買えても、有名になって人からチヤホヤされても、
心の幸福には何の関係もありません。


豪邸の、より上の豪邸が欲しいと、その人にとっての「アタリマエの基準」
が上がるだけだからです。


結局、この世の見える物事には「楽しみ」は有っても、
「心の幸福」はまた別ものです。楽しみは時間とともに直ぐに消えて行きますが、
心の幸福はこの世を去っても持参できる唯一のものです。


つまり、自分が持つ、自信や劣等感、
「心の幸福」ではなく「楽しみ」や「幸福感」とは何だったか?


私はTOKIOのYさんの記者会見を見たとき感じたことは、
この人は人一倍も自分と人とを比較しながら生きてきた人なんだ。
特にグループメンバーには特別なコンプレックスを抱いて
いたのかもしれない、て゜した。


人間とは、

・ 限られた自分の周囲との比較で自信を持ったり、失くしたりする。
・ 幸福感の大半は、他人を通して見る自分であり、それは真の心の幸福では無い。
・ 自信や幸福感を持つには、比較する他人が必要だ。
・ これは真の正しい自信や幸福では無い。

つまり、自分が持つ幸福感や自信や劣等感とは、
非常に怪しい錯覚であったのです。


真に大切な「自信」や「心の幸福」とは、
以上の「楽しみ」や「幸福感」とはまったく「別物」であり、

・ 他人と比較してはいけない。他人を通しては絶対に得られないもの。
・ 自分の心の奥に、生まれた時から内在する源泉(仏性)に触れ始めた時に、
・ 理由の無い淡々とした「絶対的な自信」「絶対的な幸福」を持ち始めます。


今の自分が持つ自信や劣等感とは、

・ 他人との比較を通して持つ⇒ 左脳の判断の領域⇒ 自我の干渉=幻想・錯覚が正体です。
・ 他人を見ずに持つ場合⇒ 右脳の直感で得られる⇒ 真我・仏性の領域=正しい感応です。


要するに注意をしなくてはいけなかったのは、、
・ 自分自身を見ずに、他人ばかり観察して喜怒哀楽をする人は、
これから病む傾向が加速して、やってはいけない自虐的な行動をしてしまうということなのです。


自分を見詰めて、それでも生かされている有り難さに気付き、
・ それでも、ええじゃないか。
という絶対的な自己の肯定感、不動の自信(自分を信じること)を持ち、
そこから絶対的な幸福に気付いて欲しいものです。


これが分かれば、後はすべてが変わります。運命も変わります。
仏性、良心(本当の自分)が許してくれます。
これが近道なのですが・・・・・。
実は・・・・・、本当はハイレベルな内容ですけど・・・。


昨日のTOKIOの4人の会見で、
加害者メンバーが「辞めようと思っても
何度も同じことを繰り返し続けている、と彼がいっていた」と
メンバーの一人が呆れていました。


それは自分の心を「変える策」ばかりを考えるから、苦しいままなのです。
「このままでは生けない」と焦りますと、結局は行動の1歩が出せ無いまま、
心が漏電したまま時間だけが過ぎ、また同じことを繰り返してしまうのです。


「このままの中でも感謝すべき事が在るはずだ」に、
意識のベクトルを変えることなのです。
常に感謝の方向に意識を向けることです。


その場や嫌な自分から逃げる策よりも、
その中でも感謝すべき事に「気付き」維持することが、
逆に救いの他力を発動させるのです。


現状の中での「有り難い事」に気が付ければ、
その人は既に大丈夫です。
すると、自然と「頑張ろう」と無理なく歩き出せます。


絶対的な他力は、
見えない先祖や世話に成った人々、
今の自分の周りの方々に感謝の気持ちを持つ事から起こり始めます。


感謝の気持ちだけの生活と、
そこから起こる他力の恩寵の中で、
自分の内面を観つ続ける「生活」が一番大切なのです。



事件を起こした本人も、
グループメンバーも心底そこに気づいて欲しいなあ・・・・、
今日もテレビを見ながらそんなことを思っていました。
悪を転じて善となす。
あの人たちだったら、必ず、苦を乗り越えてそこにいきますよ。絶対に。

16:44, Thursday, May 03, 2018 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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