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「常に最悪の事態を想定しておくこと」9/23(月)
台風17号は温帯低気圧に変わったが、
引き続き23日夜にかけて最大風速25メートルの勢力を
保ったまま日本海を北東に進む見込み。

暴風、高波に警戒するとともに、土砂災害、低い土地の
浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風、高潮、
塩害に注意・警戒が必要だ。
ヤフーニュースより転載

20190923a
今日の早朝の3時過ぎから、
うつらうつらしながらNHKの台風情報を見ていました。


現在、
千葉は天気も良く、ただ風が多少強いいかなぐらいです。、
ただ、今日の夜は風が強いようですから、ブルーシート
が飛ぶ恐れがあります。心配です。


話は変わりますが、
人間って「自分に限ってこんな目に合わない」と思い込んで
ます。


自分の子に限ってそんなことをすることはない・・。
あの会社がまさか倒産するなんて・・・・。
元気だった自分が悪性腫瘍なんて・・・・。


お釈迦様は人生は苦であるとおっしゃられています。
苦とは思った通りにはならない、ということです。


このように「思い通りにならない」ことを、最初から覚悟
をしておきなさいとお釈尊様は示されます。


昨日、
久々にフィッシュランドという釣り堀に行って、
そこの社長さんと台風のことで話を聞いたら、三日間の停電で
大きな鯉が7匹死んで、他の魚も合わせると270匹は死んだと
おっしゃってました。


台風の停電は今まで1時間ぐらいが最長で、
まさか三日間続くとは思ってもいなかった。だから発電機にし
ても「まあ、なんとかなるだろう」とたかをくくってたらこんなことに
なってしまった。準備不足をとっても後悔していると、しみじみ
おっしゃってました。


「何事も常に最悪の事態を想定して事に当たる事」。


お釈迦様の「人生は苦なり。思った通りにならない」「無常観。
すべては止まることなく移り変わっていく」という真理は、
以上の「最悪の事態の想定」の覚悟をもって生きることだよ、
ということを、しっかりと私たちに教え示して下さっているわけです。


幸福な普段から最悪を覚悟していれば、
幸福は維持されるものだと示唆されています。
でも、コノ世はそれでも戦争や天変地異や急な災害などにより
避けられない最悪が来ることもある世界です。


個人では何も対応が出来ない想定外の事態も起こり得ます。


では、どうするか?
そして次に、最後は、だからこそ、


ダンマパダ(原始仏教経典)に、
「人は生まれたならば、サイのように一人で突き進む覚悟でいなさい。
そうすれば涅槃(ねはん・浄土)に行く。」
という人間の生き方を力強くお釈尊は示されています。


一人裸で生まれ、何も持たずに裸で一人死んで行く。
これ以上でも、これ以下でもなし。
だから、何を悩む必要があろうか。
行け行け、サイのように!
ということなのです。


実際、
あれこれ心配することなく
「常に最悪の事態を想定」して前向きに生きていくと
不思議となるようになっていくという現象が生まれていったり、
何かの導きや助けが起こったりします。


これは、
「災害は忘れたころにやってくる」という諺の、
真逆が起こる・・・ということだと思います。


人間はこの世に一人生まれ一人死に一人去り一人来るわけです。
そのことを思えば、大きな世界から見れば、たいしたことはない。
なるようになる、というのが真実なのかもしれません。
というか、本当に過去そうなってきましたから・・・・。

11:57, Monday, Sep 23, 2019 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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