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2016年 3月17日

「武道の精神を日常に」3/17(木)
今日は日本空手協会監修の
「めざせ黒帯!昇段審査対策完全マニュアル 空手道」
の内容を見ましたが、基本体系か゛とても丁寧に説明
紹介されていて、分かりやすかったです。


私の高校空手部時代は「松濤館」でしたので、平安や
鉄騎等の型はとても懐かしかったです。


さて、この本の中の「武道と教育」~武道の精神を日常に~
に下記のように書かれています。

空手道場で習うことはさまざまです。返事、挨拶、礼儀作法、
地道な努力、我慢の心、自己表現、先を読む力、考え工夫
する力・・。
それらを普段の生活でも活かせなければ空手を習う意味が
ありません。
返事、挨拶が大きな声ででき、正しい言葉遣いができること。
目の前のことにコツコツ努力し、辛い事にも弱音を吐かず、
きちんと己を持ち、物事に対していつも工夫し、よりよい結果
を導こうとする向上心を持つ。
相手の気持ちがわかり、人を思いやることができる。
そういう武道の考え方を日常に取り入れることが一番の目的
なのです。 (転載終了)

と、あります。
一見、理想論ではありますが、その理想を目指すところに空手
「道」の武士道的精神があるのだと思います。


以前、弊社の一日を撮影するためにある某団体が早朝4時半
から撮影したことがありました。日々早朝は空手の稽古や朝の
ミィーテング。そして朝食等で、実際に仕事に入るのが朝の8時
になります。


その経過を見ていたチームリーダーのスタッフの人が「仕事か
かるまでに3時間かかるんですかっ??」と、うちのスタッフに不思
議な感じで聞いてきたそうです。するとうちのスタッフが、「よりよ
い仕事をやるためには、なくてはならない密の濃いい時間です」
と言ったら、「う~ん」と唸っておられたとか。


その方には理解できなかったのでしょうね。仕事をする前に、
空手の稽古やに仏参なんてやってるって。そんなことするより、
自宅でゆっくりして会社に出てきて頑張ればっていうのがふつう
だと思います。


ただ、うちの場合はっきり言えるのは、まさに空手道を通して「武
道の精神を日常に、仕事に」。仏参を通して「日々の自戒と改善を」。
これなくして、うちの仕事の土台が成り立たないというか、できない
のです。


「ああ、そういうことがここにも書かれてるなあ・・」と思いながら、こ
の本というか、段級審査マニュアルを今日は読んでいました。 
さて、今からの夜の稽古です。みんな不器用でほんとうにカメのよう
ですが、熱心なので、こっちも頑張らないと。                          

18:45, Thursday, Mar 17, 2016 ¦ ¦ コメント(8)