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2016年 5月6日

「四股立・猫足立・三戦立」5/6(金)
空手の四股立ちが上達する練習

四股立ちは空手だけでなく相撲にもある、
日本の伝統的な鍛錬法です。
足腰を強化して空手を上達させるうえでかかせない
鍛錬法のひとつです。


1.四股立ちとは?その効果は?

空手の四股立ちとは、
相撲の四股の立ち方を
基本の型に取り入れたものです。
四股立ちは足のスタンスを横に広く取り、
脚がハの字になる様にします。
腰をゆっくりと沈ませて、
四股立ちは完成です。
この体勢を
長時間維持することにより、
足腰の鍛錬となります。
また、強靭な体幹を作る
トレーニングとしても非常に適しています。
この体勢のまま基本の突きなどの動作をします。

四股立ちは足腰を強くして、
粘りのある空手を上達させます。
それだけではなく、下半身の骨盤のゆがみを正して
体のバランスを良くする効果もあります。

四股立ちのコツは、
十分に腰をおろすことです。
これができなければ、ただの空気椅子を変わりありません。
また、膝が前に出ないように意識することです。
下半身の関節を柔軟にしておき、四股立ちが
うまくできるような体作りを心がけます。
四股立ち自体そのものが、股関節を
柔軟にする練習にもなります。

「膝を張って腰を落とす!」
しっかり腰を落として四股立ちを我慢して
決めていきましょう。しんどいですが、
足腰の鍛錬にはもってこいです。


2.四股立ちの練習方法

四股立ちは、
背筋を伸ばすこと、
それに腰を十分におろすことが重要です。
また、上半身は力まずにリラックスをさせます。
膝は前に出さずに、膝の角度は90度を維持しましょう。
重心は体の真ん中において、ぶれないようにしましょう。

四股立ちの姿勢を
10分ほど維持をして、ゆっくりと体を上げます。
とてもキツいと思いますが、これができるようになると、
どんなことがあっても崩されない下半身が手に入ります。

四股立ちが決まる
粘り腰のある選手と組手をするのはとても
しんどいものです。
粘りのある下半身を手に入れれば、
それだけで組手において大きなアドバンテージを
手に入れることができるのです。

四股立ちに慣れてきたら、
四股立ちのまま体移動をしてみましょう。
自分の体重を足で良く感じることができる
四股立ちだからこそ、重心移動の素晴らしい
練習になるのです。

重心移動が上達してくると、
普段から相手に崩されないようになります。
重心の移動のさせ方によって、不思議なくらい
押しても引いても動かない強さが手に入るのです。

四股立ちのまま、
道場を何周も練り歩いてみましょう。
まさに言葉通り、練るように歩くのです。
これを続けることで、あらゆる立ち方のバランスも
分かるようになります。


猫足立ちが上達する練習方法

猫足立は
空手の基本的な立ち方であり構えのひとつです。
少し変わった構えですが、非常に実用的なものなのです。
空手を上達させる上で必要なものですので、
練習をする必要があります。


1.猫足立ちとは?やり方は?

空手の猫足立ちは、
飛びかかる猫のように体を若干丸くして、
前足をつま先たちにする形です。
次の動作に移りやすくなる上に、
股間を守ることもできる構えです。
猫足立ちは四股立ちや三戦立ちのような
鍛錬法ではなく、実戦に使う構えのひとつなのです。

とはいっても、
猫足立ちで構えて戦う人はいません。
猫足立ちはある動作を起こす前の
一時的な構えなのです。

野生動物は飛びかかる前に、
一時的に飛びかかるための姿勢を作りますよね
猫足立ちの構えとしての立ち位置は
そういうものになります。

そういう意味で、
とても自然な構えです。後ろに飛んで、着地と共に
猫足立ちの構えをしてから蹴りに移る。
または、前に飛び込んでくる相手を猫足立ちで
迎撃の体制を取って、前蹴りでけん制するなど。
猫足立は、前足を引いて、つま先だけ地面につけます。

足と足の距離が近づきます。
重心は後ろ足にかけて、前足には実際かかりません。
拳の構えは若干上方になり、威嚇をする
猫のようなイメージで体全体を丸め、
脇を絞って小さく構えます。

丸めると言っても
筋肉が若干丸まる程度であり、背筋は真っすぐに伸ばします。
飛んだり蹴ったり、足を使った動作の前に使用する構えです。
私は主に、前蹴りでけん制をするために
使っていました。

猫足立ちの状態で
前足を小刻みに動かして前蹴りを出す
前動作を行うだけで威嚇になります。

これだけで
相手は飛び込んでこられず、
けん制の時間を取ることができます。
その時間の中で相手を観察して、どのように攻めるのが
得策かなどを探りましょう。

ムエタイの構えは
猫足立ちに似通っていますが、
これはムエタイ選手に前足の蹴りで
けん制をする選手が多いのが理由です。
また、基本動作では猫足立ちの状態で
受けの練習をしますが、実戦においても回し受けや
下段受けの時は瞬間的に猫足立になります。
猫足立ちは防御動作にも優れた構えなので、
練習をして上達させると便利です。


2.猫足立ちの練習方法

猫足立ちは、
一度正しい形を身に着けてしまえば
特に練習をする必要はありません。
空手の組手で使えるまで上達させるためには、
組手で使うのが唯一の練習方法となります。

前蹴りのけん制や、
蹴りの動作に移る前などに
猫足立ちを意識的に使ってみましょう。

また、
猫足立ちの使い方の上手な人の組手を見て、
見とり稽古をするのも非常に効果的です。
さらに、猫足立ちからの蹴り技、
そこからさらに突き技へのコンビネーションの
練習も行います。
そうすると、猫足立ちの使用範囲が広がり、
より上達させることができるようになります。

            
三戦立ちが上達する練習方法

三戦(サンチン)立ちは
空手の立ち方の中でも特に空手を象徴する
ものではないでしょうか。
空手の上級者となるためには
かかせない基本型であり、必ず上達させたいものです。
練習には丁寧にじっくりと時間をかけてください。


1.三戦立ちとは?三戦立ちのやり方

三戦立ちは、
実戦に使うものではなく、空手の鍛錬のための
立ち方のひとつです。
三戦立ちは空手においての
身体の上手な使い方、しっかりとした土台や
中心軸を身に着けるためにかかせない鍛錬法です。
身体操作の土台作りの練習ですから、
防御力や攻撃力などあらゆるものが上達します。

空手には、
三戦立ちをはじめとする”立ち方”による鍛錬方法が
存在します。
それは空手の元々のルーツが中国拳法にあるためです。
中国拳法には実に多種多用な立ち方があり、
長時間の練習に使われます。

中国拳法にも
三戦立ちと呼ばれる形の立ち方がいくつかありますが、
現在日本の空手における三戦立ちとは形が違います。

三戦立ちは、
つま先をハの字にして、力と重心を体の中心に置きます。
つまり、脚をしぼります。
これはバランスが良いだけではなく、
金的を守る構えでもあります。
腕もは逆ハの字になり、上半身も体の中心部へ
力を向けます。
移動をする時はすり足で移動します。
これが、三戦の立ち方です。


2.三戦の練習方法

空手の三戦立ちは
とにかく長時間の練習をすることと、正しい立
ち方で行うことで上達します。
正しい三戦立ちはバランスが良く、どこから押されても
体が崩れることはありません。

三戦立ちをやっている時は、誰かに体を押してもらいましょう。
もしもバランスが崩れる様ならそれは、正しい三戦立ちが
できていないということになります。
正しい三戦立ちができるようになると、
普段からバランスを崩さない身体操作法が身に付きます。
これが強さの源になります。

あえて
バランスの悪い所で行うのも三戦立ちの練習方法としては
非常に効果的です。
電車やバスの中で、三戦立ち気味に立ってみましょう。
乗り物が揺れても体がほとんど動かないようになれば、
その三戦立ちはかなり高度に上達していると
言ってもいいでしょう。

バランスや軸、
土台がしっかりするからこそ組手において最大限
の力を発揮することができるようになるのです。
そのためにも、三戦立ちは空手が持つ他の格闘技や
武道とは違う魅力のひとつなのです。
試合ばかりを追求する道場や選手の中には、
三戦立ちのような基本稽古を
おろそかにしてしまう人が多いのです。

しかし、
三戦立ちのような基本稽古で
土台を練り上げていくことで、生涯空手として実力を
伸ばすことが可能になるのです。
三戦立ちを単なる立ち方ではなく、突きを打つ動作の
基本稽古に組み入れたのは大山倍達です。

それまで、
突きを打つ動作の基本稽古は四股立ちで行われているのが
一般でした。実戦を追求した大山倍達がなぜ三戦立ちを
基本稽古に取り入れるほど重視をしたのでしょうか?
それは実戦的な型と、身体操作の練り上げを
同時にできるからです。

                  ≪転載終了≫

私は会社で仕事をしながら、
合間を見てはこういうブログを打っていますが、
こういった内容は「NC武道倶楽部」や今日基本の
自主稽古を行っている「龍城拳友会」の
会員たちに向かって書いています。

基本稽古は同じ技この繰り返しで単調であり
長時間に及ぶ稽古の場合が多いので、まず基本技術を理論的に
理解して、根気よくフォームや意味を意識して
できるようにするためにです。

基本稽古のポイントは、
正しいバランスとコース、スピード、力の集中、
腰の回転と腰の押し出しによる
腰の力を活用すること。

突きも打ちも蹴りも受けも小手先でなく
腰を中心として全身の力を作用点(正拳なら人差し指、
中指の第三関節)に集中させること。

技をかけるまでは
身体に余計な力を入れず、技を極める時に全力を入れる。
力の使い方のイメージは0%から一気に
100%という感じで行うこと。

この緩急がないと
とてもゴツゴツした不自然な基本に
なってしまいます。

とにかく基本は
正しいフォームと技の緩急を
理屈じゃなく体で身に付けるために基本一つひとつの意味を
理解し、意識して回数をこなすしかないわけです。

昨日も、
武道倶楽部の連中に
基本稽古をつけていたのですが、
ゆっくりの決めのときはよくても、スピードが上がってくると
全身のバランスが崩れてヘンテコリンな前屈、
上半身と下半身がバラバラの三戦立。
前傾して腰高の四股立や猫足立・・・。


こういった個々人の悪い癖を意識させ、
何度も何度も鏡で自分の姿をチェックしながら
正しい立ち方を身に付けないと、その後、
何をやっても中心軸やフォームが決まってない
ヘンテコリンな基本になってしまいます。


こういう悪い癖が一度身についてしまったら、
なかなかなおるものではありません。
だからこそ、とにかく時間をかけて正しい基本を身に付けないと
いけないのてす。


だから、意識して何度も何度も、繰り返し繰り返し、
常に客観的な目で自分を見ながら、意識して、
ガンバって龍城拳友会は6月末、武道倶楽部は7月初旬の
実力審査・検定を受ければいい。

心技は一つなんですよ。
心が柔らかく柔軟になればなるほど
技も柔軟に対応できるようになる。
仏教で心身一如と言いますが、これって本当なのです。
それと礼儀正しさ。柔軟に対応できるけど、
一本筋を通せる強さを持っている。
これが中心の軸が定まって
いるということです。


偏りや、間違ったこだわりが強いほど
身体は固いし、筋を通す礼儀や強さがないと
中心軸が定まってなくフラフラしている。


まあ、
思い当たる人は
個々人が大きな変化をこすときです。
そういうチャンスを与えられたんでしょうね、
空手という武道を通してね。
チャンスです。

20:01, Friday, May 06, 2016 ¦ ¦ コメント(1)