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「:稽古」5/4(水)
私は一つのことを考え出すと、
とことん追求していくタイブです。


例えば、
今後、保育園「幼年部」の生徒たちをどのようにしたら
心も技も強くか?


「一般部」の大人たちも同じどのようにしたら力をつけて
実力を上げさせていくことが出来るのか?


やはり代表者として責任がありますから
そんなことばっかり考えています。


ただ、正直言ってやはり私がもっと積極的に稽古をつけて
いかないと、今のままではどうにもならないということを
実感して千葉に帰ってきました。


保育園の子どもたちには10分程度の「空手体操」を行って
もっと全体的な空手の動作を楽しく身に付けさせていく。


また現在保育園では「茶道」「華道」を行っているわけですが、
これに動的な「空手道」を加えて、毎日朝の仏参後は武道の
「礼法」と、この「空手体操」を保育士たちにまずは指導して、
毎日全員で楽しく保育士たちと「空手体操」ができるようにし
ていく。

やはり、日々10分でいいから「えい、やあ」と大きな声を出して
空手の動作をすることによって自然と柔軟性やリズム感が養
われていきます。


大人は・・宿題、出された宿題をしっかり練習してくる、ですねぇ。


しっかり自宅や仕事場でやってこなければ間に合わない。
道場の稽古だけではどうすることもできません。


黒帯をしめるということ。
あらためてその重さと責任を感じる必要があると思います。


≪空手の上達法≫より抜粋転載

●柔軟

1. 柔軟の意義
柔軟(ストレッチ)は筋肉を温め、柔らかくする効果がありま
す。柔らかい筋肉はしなやかな動作を生みます。
自分は体が硬いから、痛いから、と初めから諦めて柔軟を
軽視する人は、空手はおろかあらゆる武道・スポーツは上
達しません。
かかと落としで有名なアンディ・フグ選手(Andy Hug、1964
年9月7日 2000年8月24日)は体が硬かったそうですが、稽
古前の柔軟に1時間かけたと言います。
その結果あのように脚を上げることができたのでしょう。
脚を上げるためには筋力も必要ですが、いくら筋力があった
としても筋肉の柔軟性が不可欠です。
ここではその方法をいくつかご紹介します。

2. 柔軟の方法
日々の柔軟運動としては開脚をしておくと良いです。お風呂
上りなどの体が温まった時に、脚をできるだけ広げます。
痛くなったらとりあえずそのまま止めましょう。
この方法では息は止めないで、勢いや反動をつけるのも禁
止です。
勢いをつけると確かに一瞬伸びますが、柔軟性を高めること
にはならないのです。
ゆっくりと息を吐いて、痛くなって止めた箇所からさらに広げ
ていきます。硬い人なら1日に5〜10センチ開けば良いでし
ょう。
中には90度でも股関節が痛くなる人がいますから、ゆっくり
長期戦で臨んでください。
開脚柔軟の際、足首は立てて、足指を返したり、足刀を作っ
たりすると足先の訓練になります。
開脚が約180度できるようになったら、次は上体を倒してい
きます。初めは肘をついた状態で何分か静止してゆっくり伸
ばしていきます。
毎日少しずつ上体を倒していき、胸を床に付かせることを目
標とします。その状態で10秒以上静止できたらOKです。


3. 股関節の柔軟
あぐらをかき、足の裏を付けます。この時点で非常に痛い人
が出てくると思います。
膝が上がっていると思いますので、足の裏を付けたまま膝を
床に付けましょう。
これは膝を揺するようにしながら20セット位できたら良いと思
います。

4. 腰の柔軟
長座体前屈をイメージして下さい。脚をまっすぐ投げ出して床
に座り、足首を立て、つま先を掴めるようにします。
ここでも息を止めないように、吐きながら行ってください。つま
先が無理な人は、足の横を掴むことを目標にします。

5. 上半身の柔軟
上半身は攻撃のためだけではなく、防御のための柔軟性を養
う必要があります。柔軟性のある体は怪我をしにくく、攻撃をよ
けられる利点があります。

1. 肩の柔軟
手を組み、ひっくり返して伸びをするようなイメージで前に、後
ろに、上に伸ばします。
伸ばし過ぎると痛めますので注意が必要です。息を吐きなが
ら、10秒ほど数えましょう。

2. 首の柔軟
頭を前に倒し、後頭部に手を組んでゆっくりと重さをかけてい
きます。同じ要領で左右、後ろも行いましょう。

6. おわりに
ここでご紹介した柔軟の方法はごく一部です。空手の技を上
達する上で柔軟性が大事だということは先にも述べましたが、
あらゆる関節・筋肉の柔軟性を保つ必要があります。
日々こつこつと行うことが重要です。
また、試合や審査などの前に入念に柔軟を行いウォーミング
アップしておくと普段の力が出しやすくなります。
また、稽古前には稽古で行うからと柔軟運動をおろそかにして
はいけません。
稽古する体を作って稽古に臨むのが、教えを請う側の礼儀と
心得ましょう。体は個人差こそあれ訓練すれば必ず柔軟性が
つきます。長期戦で臨みましょう。      ≪転載終了≫


●前屈立ちとは

空手の前屈立ちの練習は基本の繰り返しです。
前屈立ちは、後ろ足を大きく後ろに下げ、前足の膝を曲げて
腰を沈めます。体重は前足にかかります。
もちろん全体重をかけるわけではありません、体重の7割ほどが
前足にかかります。


前屈立ちは空手だけでなく中国拳法にも似たような立ち方があり、
元々は中国拳法からの流れを汲んでいる様です。
道場では、前屈立ちでの移動稽古や、前蹴りの動作の練習などを
行います。
なぜこんな立ち方をするのでしょうか?
これは足腰を鍛えるためでもあり、空手における身体の操作を分
かりやすく身に着けるためでもあります。
前屈立ちは前足に体重がかかっていますね。
これは突きが伸びきった時の重心の取り方と同じです。


基本稽古と同じで、
あえて大げさな動きで稽古するという立ち方なのです。
ですから、移動稽古に使われる立ち方でもあるのです。
また、前蹴りを打つ際、重心は蹴り足ではなく前足にありますね。
前足の軸の強さが、前蹴りの強さを左右します。
そのため、前屈立ちで前蹴りの動作を行うのです。

●前屈立ちの練習方法
前屈立ちで突きや蹴りなどの基本動作を行う時は、前屈立ちを
崩さずに行うことが重要です。
前屈立ちでの練習は全身鏡のある道場で行うのが一番です。
鏡を見ながら、頭が上下に揺れないようにしましょう。

P1110471


移動をして突きを打つ動作を行っても、頭は上下しません。
移動をしているときも上下せず、頭の標高を維持します。
前蹴りの動作を行う時も、頭が上下しないことを確認して行います。
そうすることによって、強靭な下半身を養うことができるのです
前屈立ちをして、すり足で後ろ足を前に出します。
左右逆の構えになると同時に、突きを出します。


P1110473

これが移動をしながら突きを出す練習になるばかりではなく、
重心の力点やタイミングも上達していきます。
そして、また後ろ足を前に出して、構えの左右が元に戻ります。
そして、そのタイミングで突きを出します。
これが、前屈立ちでの突きの移動稽古になります。
前屈立ちで前蹴りの動作を行う時は、突きの様に移動はせず
その場で行います。


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前蹴りを打つと腰が浮いてしまいがちですが、腰を浮かさずに
頭の標高を維持しながら前蹴りを打ちます。
前蹴りを蹴ったら蹴り足は元の場所に戻します。
前屈立ちでの前蹴りは、柔軟性の練習にもつながっているのです。
様々な効果のある前屈立ちでの稽古はまさに武道の叡智の結晶
なのです。
前屈立ちのような、身体の正しい操作を身に着ける伝統的な練習
は毎日繰り返し繰り返し行うことで空手を大きく上達させることがで
きます。


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※今後のおおよその流れや内容は結城に話しておきました。
心して本気で基本の悪い癖を直し、正しい基本を身につけるよう努力
していきましょう。そのために少年部の小学生たちが去ってくれたのです。そ
ういう流れが起こったことは、一体何を意味し、何を意図しているのか、敏感
に感じ取ることです。


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六月末に「柔軟」「基本」「撃砕」「サイファー」「三戦」を審査します。
今までの癖を正す稽古は土・日・以外に火・水・木のいずれか行うこと。
というか、とにかく積極的に自主トレやらないとムリです。
とにかく良い緊張感を持って頑張りましょう。

11:19, Wednesday, May 04, 2016 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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