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「やまっち67歳の誕生日」11/19(土)
今日で社長のやまっちが67歳の誕生日を迎えました。


私がやまっちと出会ったのが20年前です。


経営者対象の「人材育成講演会」の講師を頼まれ、
その時、受講されていたのが彼でした。


彼は当時47歳。


私が39歳。


もうバリバリでしたね。


当時はやはりお互い負けず嫌いで野心もあったし、
煩悩も強かった。



彼が「水洗いをやりたい」と言ったときに、
「やりなはれ、やりなはれ」と応援したのは私でしたし、
「アメリカのナスダックに上場しましょう」と会計士のSさんに
言葉巧みに誘われ「やっちゃるわい!」と意欲モリモリを
「やりんさい!これでアメリカにいけるわい」と
不純な動機も手伝って応援したのは私でした。
だから、大失敗した時、とっても
責任を感じたのも私でした。


ラスベガスで開催された
クリーンショー97で彼が想像した水洗いしシステムは
米国環境保護局の認定を受けるなど大好評。
しかし調子に乗っての米国進出はSさんの未熟さと
詰めの甘さによって
結果はおよそ2憶投資して大失敗。


「じゃあ、日本でやってやる!!」と
燃えてリベンジをはかったものの、
準備不足と、従業員の教育不足、
あまりにも時間と手間がかかって、
納期遅れの続出でこれまた大失敗。


高級ドライで飛ぶ鳥を落とす勢いで
伸びてきた会社は一気に
倒産寸前まで追い込まれるわけです。、


そうなると続々と工場長や
従業員が辞めはじめ、
「こりゃあ、もうだ゜めかも?」という状態でも
徹夜で踏ん張ってくれたのが、
まっちゃんや今は亡き北原さん。


北原さんはがんで亡くなっていきましたが、
最後の最後まで「水洗いを成功させたい」と
社長のロマンの部分についていってました。
立派な人でした。


私は「まっときんさい」と
資金調達係で全国を飛び回って
結構集めてきましたね。
それで首がつながる事って
大きかったです。


とにかく、
20年という年月を振り返ってみれば、
それはそれはいろんなことがありましたが、
過ぎてしまえばあっという間でした。
そしてしんどかったけど
楽しかった。



そして、
社長が脳梗塞で倒れたのが
12年前の55歳の時です。
その時私が47歳でした。


社長が3月に倒れ、
4か月後に退院した7月から
北子安に一軒家を借(子安庵)りて
共に生活をすることにしました。


医師からは、
リハビリに一番適しているのが
「心許せる人と共に生活して安心を得ること」
「笑いとリラックス、そして何かに対して挑戦しようという
意欲をもつこと」
「そういった事柄をサポートしてくれるプラス思考の人が
常に共にいてくれること」ということでした。


こういった内容を聞いたら、
「そりゃあ、わししかおらんじゃろう」
それで、あれから12年になったわけです。
やまっちは家族から離れて(私は広島韓単身赴任)
一緒に子安庵で生活してます。


結果的に彼は
ウソみたいに回復していきました。


車に乗れるようになり、
積極的にしみ抜きの仕事ができるようになり、
言語もずいぶんしっかりしてきて、
心優しい彼は子安庵の
お庭のお花の世話もよくしてくれる。


障害二級で、
週に3回ヘルパーさんにお風呂に入れてもらったり
していますが、その他、一般的な生活には
まったく支障がなくなりました。


ただ、
それ以来、
なんだかんだと緊急で
救急車に3回乗って病院へ付き添い
ましたが・・・。
そして奥さんの
のりっちは1回、
この時ばかり「・・・」
言葉も出なかったですが、
復活。


結果的には
この夫婦の心身守護のために
ここに来たんじゃないかと思うほど
病院にはよく通いました。
いや、ing、通わせてもらってます。



だから、
よっぽど前の世からの
縁が深いのだと思います。


そして、
ここに集まって
この会社の再建や発展に携わってくれている
連中とも。


とにかく、
私がここに来た時点で
この会社は山田家のものでは
まったくなくなりました。


私を中心とする
ここに集まる志あるものたちが
集い、研鑚し、脱皮し、共に喜びを共有できる
肉親ではない「いのちの家族」の場
が出来上がっていったと言っていいです。


それは個々の
「いのちの故郷」「いのちの本家」というか・・・。
会社という小さな枠組みではなく
まったく素の自分の「いのち」に戻れ、
学習し、躍動し、進化、変化できる
まさに「いのち」の創造の場ですね、
ここは。


私が生きている間は、
これからも、ずっとそうでしょうね。
もともと、私はそうでないと生きられない人ですから、
私がいる場所は自然と
そうなっていくのです。
結果的にそういう強い働きが
生まれ起こっていきます。


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みんなでやまっちの67歳の誕生日をお祝いしました。とっても喜んで
おりました。命があってよかったね。

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今日は孫のみさきちゃんが七五三でしたので着物姿であらわれました。

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おじいちゃんのやまっちは鼻の下を伸ばしてデレデレでした。

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そして今日は法子ちゃんが総合受付に入って指揮を取りました。

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何をするもの早いし、パッパッとポイントを決めていきます。
この姿を真似してほしいのですが、みんなどんくさくてついてい
けません。

彼女が本店のカウンター時代は繁忙期はサービス力で月
2000万は売っていました。

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あっという間に入荷品の整理とカルテ作成を終え、一人で出来る
スタッフ3人分以上の結果を出していきます。

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その法子ちゃんの姿をじぃっっっと見ていたやまっち。いきなり「見るん
じゃねえよ!!」と法子ちゃんにメンチきられて慌てて逃げだしてました。


という現状です、今は。

06:35, Saturday, Nov 19, 2016 ¦ 固定リンク ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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