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2015年12月26日

「仏教保育の実践」12/26(土)
おはようございます。


昨日は広島に帰って2015年最後の志和龍城保育園園内研修を
行いました。


テーマは「仏教保育の実践について」。


飛行機のチケットが取れなかったので
2015年、保育園「新年互礼会と1月園内研修」に私が参加することが
出来ません。


だから、今回の「園内研修」は年修めと年初めのダブル研修を
イメージして、うちの保育園の柱となる「仏教保育の実践」について、
事例を交えて分かりやすく話しました。


その内容が、
原始仏典「ダンマパダ」第12章159番のお釈迦様の言葉、

「他人に何か言う前に、まず自分でそれをしてみましょう。
自分自身を管理できる人だけが、他人を管理することが可能になります。
人は自分自身こそが、一番に制御することが難しいのです」。


当たり前のことですが、実に耳に痛い言葉です。


人の悪いところを批評批判したり、
それに対して意見を言う人は実に多いいですが、
では自分はどうか?と問いかければ、なかなかできていない。
やっていないということは沢山あります。


それは自分自身を管理できていないから、ということです。


つまり、自分の欠点をよく知り、
その欠点に居直ることなしっかりとその欠点を自己管理し、
自分の長所である特性を伸ばすための実践者となるということです。


悪いことをやめ、良いと思えることは
どんどん実践していくということです。


こあいった姿勢や生き方が身についている人の言葉や行動は
相手に伝わっていきますが、そうでない人の言葉や行動はなかなか
相手には伝わっていかない。


これは親子関係にしても、保育園の先生と園児の関係にしても、
会社の上司と部下にしても、同僚同士にしても、まったくその通りなのです。


人に意見を言う前に、まず自分を変えること。
自分が変わろうと努力継続する意思の力を持つこと。
自分の悪を転じて善となす行動を起こすこと。


そこには「屁理屈」や「言い訳」はありません。
実にシンプルな反省と改善の継続があるだけです。


そして躾を身に付けていくことによって、
周りに善い影響力を持つ人になっていくこと、育てられていくこと。


実はそうできるのは自分の力ではない。
自分の良心のお蔭なんだよ、良心の導きが無いと、人間はなかなか
変わることがてきないんだよ、だから良心にはいつも感謝していくこと。


そしてどんな選択事項も、
まず自分が身に付けてしまっている自己中心的なエゴではなく心に問い聞いて
自他ともによくなる良心に問い聞いていくこと。感性を身に付けていくこと。


とにかく自分の欠点や悪しき癖を、
なんとか2016年は自分で管理していきましょう。


1人の人間が自己管理を意識して実践していくと、
その周囲の他人や子どもも良い影響を受けるのです。


すると、その人たちが集まっている組織全体が次に
進化します。


そうなるために、とにかく2016年は自己管理を意識行動して
志和龍城保育園の仏教保育のレベルを進化させていこう!


みんな私の話にとても共感してくれて、
1人ひとりの保育士が子どもたちの仕合せのためにも、
実践者となって自己変革していくことを決意しました。


これはうちの会社でも一緒です。
法子さんとってもまったく言うことを素直に聞こうとしない
総合受付にメチャメチャ苦労してるみたいですけど・・。


さて、今から門信徒のご自宅に行って「報恩講」
それが終われば「法事」。その後は正月に行けない親類の「墓参り」。
夜は空手の稽古。今日は剛柔流の基本である「立ち方」を指導します。


それでは、またのちほど。

08:21, Saturday, Dec 26, 2015 ¦ ¦ コメント(3)