FAQ

よくあるご質問

レザー小物のご質問
  • 革製品を水で洗って色落ちしませんか?

    革は染色堅牢度が低いですから、どんな洗い方をしても、洗液の中に色は出てきますが、洗い方の工夫や、色止めの使用によって色落ちを防ぐことはできます。また、革製品の場合は、ドライクリーニングよりも水洗いの方が色落ちが少ないものも多くあります。

  • 革製のカバンをお願いしようと考えています。しばらく使っていなかったため、ほぼすべての金具、金属部分に緑青が発生しています。ウォータークリーニングに出せば、この緑青も取り除いていただけるのでしょうか。

    バッグの金具の緑錆を取るご要望について、金属部分の緑錆を取ることは可能ですが、入り組んだ部分や、ハトメと革の境の部分など、作業の難しいところは残る場合があります。
    また、レザー部分に付いた緑錆も取りきれない場合があります。それ以外の部分の緑錆はかなり取れると思いますが、錆の程度によっても違ってきますので、よろしければバッグをお送りいただければお見積もりをお出しします。

  • エルメスのケリーバッグですが、保管の仕方が悪かったためか上部のかぶせの部分(鍵の周辺)辺りにカビがはえてしまい使用できない状態です。修復可能ですか?

    ケリーバッグのかぶせの部分にカビが生えてしまったということですが、カビの種類や生え方によって取れ方が違います。
    ただ、レザーに生えたカビの場合は、ほとんどの場合、カビを取っても、カビのあった部分の革の染色が変化していますから、色の修正が必要になります。
    カビを取って、色を修正し、カビの臭いも取れれば使用できるようになりますが、どこまで修復可能かは、実際にバッグを拝見してからのお見積りになります。
    よろしければ、こちらまでお送りいただければ、詳しいお見積りをお出しします。

  • シャネルのレザーのハンドバッグですが、保管状態が悪かったようで一部カビが生えてしまいました。クリーニング可能ですか?

    レザーバッグにカビが生えてしまったということですが、この場合の基本的な方法としては、カビの部分のしみ抜きを行ってから全体をクリーニングし、抗菌、消臭も行います。
    カビの種類や、程度によっては完全には取れない場合もあり、色を塗ってカビを見えなくします。
    また、臭いが強い場合、消臭に時間がかかったり、取りきれない時もあります。
    バッグの革質や色、カビの生えた位置などによっても対処法は変わってきますので、よろしければ一度こちらまでお送りいただけますでしょうか。
    拝見してお見積もりをお出しします。

  • 起毛のレザーバックで色は白です。全体的に赤カビがあったのが薄茶色っぽい色に変色し、またところどころシミがある状態です。そちらでクリーニングしていただいて元に近い色に戻りますか?また、クリーニングによりレザーの質感などが損なわれることはないでしょうか?

    起毛の白いレザーバッグにカビのシミがあるということですが、カビの色素は強く取れにくいため、それを取ろうとすると相当強い作業が必要で、レザーがそれに耐えられないため元の状態に戻すことは難しいと思います。
    起毛ではなく、スムースレザーのバッグですと、白い顔料を塗ってシミを目立たなくすることもできるのですが、起毛素材の場合はそれができません。
    残念ながら、今回はお力になれず申し訳ありませんが、また何かおありでしたらお問い合わせください

  • レザーの財布のクリーニングを検討しています。一度工房に送り、テストをするということですが、それを含めて見積もりは無料なのでしょうか。お店で一旦状態を見ていただいてある程度判断をしてもらうことは難しいでしょうか。

    お見積もりは、工房でのテストも含めて無料です。
    また、お店での判断ですが、どちらの店舗にお越しのご予定かあらかじめご連絡いただけると大変助かります。
    ご来店の際に、お店と工房をSkype動画でつないでお品物の状態を確認することもできますので、ご連絡いただければと思います。

  • レザー財布の雨染みは取り除いていただけますか?

    レザー財布に雨ジミができているということですが、 革の種類や染色方法、また、シミの状態によって補修の仕方も様々です。
    お見積もりは無料ですが、お店でお預かりしてから工房に 送り、テストをしてからお見積もりをお出しします。

  • シャネルの財布ですが、色が白でもクリーニング可能でしようか?汚れと若干の色ハゲがあります。

    シャネルの白い財布のクリーニングは可能です。
    どこまできれいに出来るかは、シミや汚れの程度や、色ハゲの状態、また、革の状態によって変わってきますが、基本的には、シミや汚れを出来るだけ落とし、シミの残った部分には、周囲の色と同じ色を塗って目立たなくします。
    また、色ハゲしたところも、顔料を塗って補修します。
    通常のスムースレザーの白い財布はこの方法でケアしますが、エナメル加工のものだと、元と同じように色を塗って表面を加工することができないため、シミや汚れを落とせないケースが多いです。

  • 革の手袋は洗濯できるか?

    できるものが多いです。雨などで濡れて、乾いてからもそのまま使えているようなものは大丈夫。ただし、水に入れると極端に色のでるものや、乾いてから干物みたいにカチカチになるものもあるので、無理は禁物です。プロは、ウェット用洗剤と、加脂剤、色止め剤を使って洗います。

  • レザー製品はどんなものをケアに出されるお客様が多いですか?

    レザージャケット、レザーコート、レザージャンパー、レザーパンツなどレザー衣類と、靴、バッグ、財布などレザー製品全般をケアいたしております。ブランドもエルメス、シャネルをはじめほとんどのものが入ってきます。