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「相手を許すということ」7/17(火曜)
あるスタッフの相談に乗りました。


その人の言ったことが許せないと相手を恨んでいました。


私が「お母さんのような母性、慈悲の心をもって相手を許したら。
誰もが成長の段階にあるのだから・・」と言いましたが、
絶対に許せないといった様子でした。


「・・・・・???そこまで執着せんほうがええよ」といった感じなのですが。


他人を許す、許さないで、人の運命は大きく変わっていきます。
ロボットのような決まった運命などないのです。


良心を預かる人間は、自分の人生の創造者です。
人間が自由であることの「怖さ」を、よく知っておくことです。
自分の考え方、生き方次第で強運にもなれば、不運にもなって
しまうからです。


人が他人に謝罪を求める間は、その人は受けた苦しみの中にまだ
存在することになります。いつまでも苦しい渦中に、自分自身を置いた
ままですから、嫌な因果をまだ継続させていますので、悪い因果によって
また違う相手から、同じような苦痛を体験することになってしまいます。


いじめが嫌で転校しても、再びいじめに遭う。
犯罪に遭った苦しみの中にいる人が、また誓う相手から同様な被害を受ける。
自分が悲しみや、怒りの渦中にいる間は、そこを抜けだせないのです。
また再び、違う形で嫌なことを呼んでしまいます。


自分が謝罪を求める間は、たとえ相手から謝罪をされても、
自分の性は納得してないので、夫婦間でも、同僚でも、定期的に
何回も嫌な因果は蒸し返します。


つまり、人間同士、お互い様なんだと、他人を許すことができれば、
悪い因果は昇華されて、その人の未来は明るい方向へ変わっていくのです。


恨みや怒りの渦中にある人には
とても厳しいことを言ってると思われるでしょうが、
これって、すごく大切なことなのです。
浄土とは「争い水に流す世界」です。
まさに「許す世界」。「智慧と慈悲」の世界です。


相手を「許せる」という
そっちの方向へ自分の人生の未来も、
そして死後の世界も変わっていくということです。


許せないという方向の自分の人生の未来は、
相手を許せなかったばかりに逆に多くを失うことになります。


広島を訪れたアメリカのオバマ大統領に、
謝罪の言葉を求めるか否かの議論がありましたが、
多くの被爆者の方々は、謝罪よりも、これからの平和の実現に
努力をして欲しいと語っていたことに、日本人らしい「誇り」を感じました。


醜く、いつまでも、謝罪・謝罪と繰り返すことよりも、
清々しい崇高な精神性を感じますよね。


というように、
やはり清々しく生きていったほうが
どれほど未来は明るい方向に向かうのかってことなんですが・・・。


さて、今日も洗い場は暑いです。


午前中は39度。

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午後は43度ぐらいになります。


だからパン食べてガッツ出して!!

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今日も一日暑い中乗り切ります。

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被災地のことを思えばなんのその。


そういえばニュースを見ていたら広島の被災地の人が、
「ほんまボランティアの人には助かっとる。一人じゃあ何もできん。
こういう目に遭ったからこそそれがようわかった。
ほんま感謝しかありませんわぁ・・」とおっしゃってました。


「おばちゃん悪かったけどよかったなあ・・」って、
何か心が温かくなりました。


12:42, Tuesday, Jul 17, 2018 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

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