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2017年 9月7日

「早朝のお勤め」9/7(木)
今日は早朝、
ご門徒さんの御子息の遺体が安置される
東京新宿の観音寺にお焼香(正信偈・白骨の御文章・ご法話)に
千葉の君津市より車を走らせて行ってまいりました。


早朝5時15分に出発し、
観音寺に着いたのが6時15分でしたから、
ちょうど1時間でした。


広島からは
お兄さんである長松寺総代長ご夫婦や
妹さんと次男さんがお通夜と葬儀に参列するために
来られていました。


私は今日のご法話で、
亡御子息が「ご縁を大切にしていた」ことと
「縁を大切にしていたからこそ仕合せだった」ことを
お話しました。


幸せって自分を中心とした幸福感のことです。
仕合わせとはいただいた縁を大切にした共にの喜びのことです。
彼はとても家族を大切にし、出会った人との縁を大切
にしてきました。


41歳という若さで
娑婆の世界を旅立っていかれましたが、
大きな仏のいのちの真っただ中を今も生きているわけで、
借りていた肉体を脱ぎ捨てて、彼のいのちそのものに戻ったわけです。
そして愛するご家族との思い出を共に共有しながら
いのちそのものが今を生きてらっしゃるわけです。


ということなんですよ。
当分、皆さんと共にいらっしゃると思うから、
お仏壇に手を合せながら本人と共にいたことに
感謝してあげて下さいね。


納得して娑婆への執着が亡くなったら、
自然と本当の世界に、還るべき世界に還られますから。


早朝のご法話に
ご家族やご親族の皆さんはとっても感じて
大きく頷いておられました。


お通夜と葬儀を執行することはできませんでしたが、
早朝のお勤めとご法話でその大きな穴は埋めることが
できました。


行ってよかった。
感謝です。


※電磁パ.ルス攻撃を受けた後の
情報収集や生存確認や連絡に関してはアマチュア無線
を使用することにしました(本体の交換電気系統は鉄の箱に入れ
守り)。

17:11, Thursday, Sep 07, 2017 ¦