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2014年11月12日

「研修生」11/12(水)
基本的にうちの会社は現在募集をしていないのですが、
「ぜひ、御社で働きたい」と熱いメールをもらっての今日
の面接となりました。


アパレル歴20年。クリーニング営業歴7年。


うちの場合は過去も職歴もまったく関係なく、その人が
「今をどう生きているのか」つまり、「今を懸命によりよく
生きようとしているのか?どうか」を見ていきます。


また、僕をはじめスタッフたちは体育会系ですから「基
本的なあたりまえのモラルやマナー」「筋道」「礼節」に
対してはビシバシ躾をしていきます。


「それでもいいの?」「始めは威勢がよくてもみんな途中
でギブアップしていくぞ。」「是非宜しくお願いします」。
「・・・」。面接というより、断るような内容ばかを伝えます。
それでも?「はい、お願いします。」「・・・そうかぁ・・」。


ということで当分は研修生で様子を見ます。


研修生は部活でいう一年生です。一年生は率先して自ら
なんでも問い聞いて学習していかなければなりません。


多分、今日彼は面接を受けにきただけのつもりだったの
でしょうが、理屈より、即現場に入っての実務でした。それ
も軽いやつの。それでも後半は顎が上がって、疲れが顔に
表れていました。


そういう時に、その人の本音が出ます。やはり、どうしても
一般的な企業や会社の勤務時間等の意識が出てしまう。
うちの場合、周りのスタッフはそれが出たら「・・・???」。みん
な逆に不思議な感じがします。それは「志」がはっきり定ま
っているからです。


「研修感想文」

一日研修させて頂き、本当に有難うございました。
会社の雰囲気、社員の方々のモチベーション等、
今まで感じた事のないパワーを代表から感じました。

このパワーを僕らが受け継いでやっていきたいと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。
                         k

入社希望の人たちが、実際に一日うちの業務に入ってい
つもヘロヘロ、フラフラになり、三日~四日もすればギブアップ
して「すいません。やはり自分は・・」と言って帰っていきます。

どんなに今まで頑張って働いてきたので地震がる、という人
でもそうです。僕たちはもう慣れていますが、それぐらい集中
力と持久力と体力がいる職場なのです。

ポッキ―が福井からここに来た時は90キロ以上ありまし
たが、半年で70キロに絞り込まれたわけで、それぐらい
現場はハードなのです。

ただ、60を過ぎた幸ちゃんや、うちの連中はそういった
仕事をポジティブに淡々とこなしているわけで、人間って
「志」を持っているということは凄いパワーになると実感
しています。

彼が今度来るときまでに必要なのは「体力づくり」と「志」
、そしで「覚悟」です。「志」とは「人や社会のお役に立ち
たい」「他に喜びを与えたい」という純粋で素直な気持ち
です。その「志」が強ければ強い程、誠実な実践が自分
を成功に導いてくれます。なにより理屈なく前向きです。

そして「覚悟」。もう後はない、逃げない、やり切るという
「覚悟」です。逃げれる場がある人間はいつまでたっても
「覚悟」が生まれません。だから実に漏電が多く弱い。
しかし、「後のない人」「逃げ場のない人」、「ここを人生
の締めくくりの場」としている人は、色気もくそもないので
自然と腹の底から「覚悟」が定まります。すると強いです。
何があっても、前に向える。心の芯の強さが、自分を後
押ししてくれます。


人間に生まれたってことは、もはや本当は後が無いって
ことなんだけどね。覚悟を決めて生まれてきたんだけどね。


まあ、そういうことかな。

P1060164

生かしていただいて ありがとうございます。

11:41, Wednesday, Nov 12, 2014 ¦ ¦ コメント(1)


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