トップページ
2014年 8月4日

69回目「原爆忌・盂蘭盆会法要」7/3(日)
P1030801
「全員合格」。7/2(土)の夜に行った少年部の前期段級審査。
指導員の先生たちにも責任があるので「ほっ」としたことでしょう。


審査の後は、現在僕が日々行っている筋トレ方法をみんなに紹介。
変化があって刺激的なので、みんな興味津々でした。


「じゃあ、先生がみんながもっと強くなれるプログラム作って送るか
らね」。新しいトレーニング方法も導入すれば、子どもたちも指導員
もいい刺激になって、また練習も楽しいものとなるでしょうから。

P1030806
そして7月3日(日)、8月6日午前8時15分、広島の原爆記念は今年で
69回目を迎えます。原爆によって20万人以上の方々が亡くなられ、い
までも数多くの原爆による犠牲者の方々が原爆の後遺症で苦しんで
おられます。


P1030808
同じ国に原爆が二か所投下された国は世界でも日本しかありません。
毎年、長松寺では八月の第一日曜日、原爆で亡くなった方々の追悼
と、お盆のための「原爆忌・盂蘭盆会法要」を行います。

P1030810
講師は、北海道、一乗寺住職の殿平善彦先生です。殿平先生とのお
付合いは、早10年以上になるのでしょうか。

殿平 善彦(とのひら よしひこ)

【基本情報】
1945(昭和20)年生まれ
龍谷大学大学院文学研究科中退
浄土真宗本願寺派一乗寺責任役員・住職
社会福祉法人多度志保育園々長
空知民衆史講座代表
強制連行・強制労働犠牲者を考える北海道
フォーラム共同代表
強制動員真相究明ネットワークメンバー

【著書】
単著 若者たちの東アジア宣言 朱鞠内に集う日
・韓・在日・アイヌ かもがわ出版 2004年
共著 東アジア出身の犠牲者遺骨問題と仏教 
−遺骨の声なき声に耳を澄ます− 曹洞宗 2007年
共著 遺骨の声に応える 強制連行・強制労働犠牲
者を考える北海道フォーラム 2009年

P1030814
この方は、お寺の住職でも稀にみる純粋な方です。
社会的には活動家としてのこの方を批判する人たちも多いのですが、
それはこの方の一端しか見ていないからです。もっと深いです、この人は。


仏教には「共業」という言葉があります。これは個人を
超えた民族としての業という意味です。戦争中の朝鮮
人の強制連行、歴史的な事実を、日本民族の業を、
決して忘れることなく、自分の問題として真摯に取り組んでおら
れるのが殿平先生なのです。娑婆を生きる念仏者は、己を離れて
そうせずにおれないのだと感じます。


先生とお話していて感じるのは、この方が深く思い行っ
てらっしゃることは決してイデオロギーではないというこ
と。まさに宗教者の本質というか、菩薩行というか、深く
悲しく傷ついた人たちの心の位置に自らが降り、共に
生きようとされているということ。


「深いなあ・・・。凄いなあ・・」今回、改めてこの人の凄さ
を感じ取りながらも、歴史的な「共業」を引き受け、自分
の出来得ることを謙虚にさせていただけたらと感じました。
一人の宗教者として・・。

DSC_1129
兵庫からは(株)廣瀬のメンバーが、千葉からはうちの会
社のスタッフたちが、この長松寺に一同に集まっての意義
深い法要でした。


また、自分たちに新たなテーマを投げかけてくれた法要
でもありました。


そして、午後5時の飛行機で千場に帰ってきました。
ただ、羽田、歩くの長いなあ・・・・。実際に距離あると、結構
疲れました。ただ、君津市に帰ってから「雀庵」で食べた蕎麦
美味しかった。一日終わったなあ・・・という安堵感も手伝って。



さて、うちのテーマ「品格あるクリーニング」、目指し、育ててい
きます。



生かしていただいて ありがとうございます。


07:00, Monday, Aug 04, 2014 ¦ ¦ コメント(0)


2014年8月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
本日   78
昨日   145
累計   486006