≪ 「90%完治」8/18(月)  ¦ トップページ ¦ 「ケアバー」8/20(水) ≫


「随喜功徳」8/19(火)
仏教に「随喜功徳」という言葉があります。



「他人の気づき、目覚め、幸せを心から喜んであげるだけで、
徳を積むことができる。そうすればその徳(善行)の結果として、
神仏がその人を護り恵みを与えてくれる」という意味です。



周囲の人の幸せを自分のことのように喜べる人は、心にプラス
のエネルギーが増えるだけでなく、人から愛されていきます。



そして、心に増えたプラスのエネルギーは、必ず周囲のみんなか
ら「よかったね」と祝福を受けるような、いいことを引き寄せていき
ます。



今日は僕が理事長を勤める志和龍城保育園の調理員さん、そして
子どもたちに空手を教えていた当時の保護者会の熱心な役
員さんであった、生塩さんの送別会です。



僕は残念ながら、病院でのリハビリィの為に送迎会に出席することが
できませんが、彼女にはこの「随喜功徳」という言葉を送りたい。



彼女の生き方を見ていたら、根っからそういう人だからです。



「愛とは、怖れを手放す事」の著者、ジャンボルスキー博士によると、
コミニュケーションには、二つしかないと言います。それは、愛か怖れ
かの二種類です。



僕は、どんな人も、そして組織も結局は、この二種類のメッセージのど
ちらかを発信していると思います。「愛、希望、思いやり」を発信している
人か組織、また一方では、「怖れ、不安、傲慢さ」を発信しているところも
あります。



怖れ、不安、傲慢さというのは、伝染します。自分が怖れたり、不安や
傲慢さを感じると、まわりにそのウイルスを感染させ、まわりをマイナス
で満たそうとしてします。



一方、「愛や希望や優しさ」も伝染します。愛がいっぱいの人に出会うと、
それが伝わっていきます。そして、自分の中に眠っている愛がゆっくり
と目を覚まし、その善行として神仏からの恵みを与えられるのです。
「随喜功徳」とは、こういうことを言うわけですね。



僕の祖父である、志和龍城保育園の創始者である祖父の中田珠教は、
常に仏さまを中心とした保育、「随喜功徳」「愛、希望、優しさ」を中心と
した保育を志して、志和町で初めて私立の仏教保育園を開設しました。



そして、生塩さんは、そのような愛を柱とする保育(この指止まれ)に共
感共鳴して、調理員という立場で熱心に保育園の食育に携わってくれ
ました。



この度一身上の都合で退職して、自分の夢であった愛いっぱいの「おっ
おいし〜いお弁当屋さん」にチャレンジします。



保育園での調理もそうでしたが、どんなことに対しても真剣勝負でいこうと
言う意気込みを感じ取り、応援してくれる人が自然と集まって、彼女を新し
い世界に連れて行ってくれるのでしょう。



そんな、第二の人生をチャレンジする彼女には心からエールを送りたい。
そして、いつまでも保育園での楽しかった感動の思い出を忘れないでもら
いたい。あなたなら、きっと希望に満ちた最高の人生を実現できるはずです。
これからも理想に向って、頑張れ、生塩吉子。保育園も負けずに頑張るから。



という、僕の挨拶になるんじゃないかな。



長い間、ありがとうございました。空手時代からのお付き合いでしたが、あな
たの温かい存在に心より感謝しています。そしてこれからもよろしくお願いし
ます。あなたの温かさをみんなが引き継いでくれるはずですからね。



また、ちょっとしんどいけど、ワクワクするような理想に向ってゆっくり話しましょう。



生かしていただいて ありがとうございます。

10:16, Tuesday, Aug 19, 2014 ¦ 固定リンク ¦ コメント(0) ¦ コメントを書く ¦ トラックバック(0) ¦ 携帯

■トラックバック

この記事へのトラックバックURL:
/blog6/blog.cgi/20140819101632

■コメント


■コメントを書く

名前:

メールアドレス(任意):
    

URL(任意):

この情報を登録する

内容:

パスワード(任意):

ヒューマンチェック(選択した計算結果を入力):