人間の理想を、
「上善若水」(じょうぜんじゃくすい)で
ありなさいと言います。
「流れる水のように生きなさい」
「常に“若い”新鮮な水のように自分を意識しなさい」
「常に悩んで、自分を濁った水(霊体)にしていてはダメですよ」
と、
人間の理想を表現しています。
この「若」を辞書で見ますと、
【意味】(字通の辞書より)
1. したがう、神意を求めしたがう。
2.よい、神意がよしとする。諾(うべ)の初文。
3.かくのごとく、しかく、神意のままに、そのまま。
4.わかい、若い巫女。弱と通用する。
つまり、「上善若水」には、
「流れを神仏に任せなさい。そして素直に従いなさい」
「神仏の意に従うという謙虚さを常に持っていなさい」
という意味が、
その奥に在るのです。
老子も常に天(大いなる存在・仏性)を
意識して生活していました。
私たちも「若い水であること」、
「執着の無い水のような流れ」を意識して、
今日も生きましょう。
「柔訳 老子の言葉」著:谷川太一より転載
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お客様の言葉
君津本店
★50代・男性
「ここに出すとスーツが生き返るんです
よねえ~。なんでなんだろう・・。これも
20年前のジャケットなんですが甦るんだ
よなあ・・。よろしくお願いします」と
ても不思議そうに、喜んでお品物をお預か
りしました。
伊勢丹新宿メンズ館店
●50代・男性
仕上がったセーターを見て「色彩がよく
なって新品みたいだ」とお喜びいただき
ました。