.「いいモノを大事に愛せる」7/5(木)
今日の第一日曜日は定休日ですが、マネージャーの法子さんの呼びか
けによって、早朝5時半から主なスタッフたちが集まって九時過ぎまで外
回りの大掃除や整理整頓を徹底して行いました。
いや~~表も裏もキレイになっていましたよ。僕は怪我で何もできないので、
サンドイッチとコーヒーの差し入れをしました。みんなやり終わった後なの
で、とっても喜んでました。
また、このようなお休みの日は、専門業者の方に依頼して、君津ブランド
工房と木更津工場の各機械の点検や修理を行います。今日は特に、君
津工房では、ドライ機のドライ溶剤蒸留循環システムをバージョンアップ
するために新たな機械を導入します。うちは主に水洗いですが、油汚れ
を除去するためにはドライ機を使います。ただ、このドライ溶剤はマメに
管理して蒸留しないとドライ溶剤が汚れて逆に衣類を汚染してしまいます。
これを逆汚染といいます。ただ・・・多いですね、クリーニング屋さんの逆
汚染衣類は。
ちなみに、やまっちである山田社長が常に目指してきたものが人間力・
技術力・サービス力の「今よりももっとよく」でした。僕も仕事は常にこの
スタンスでやってきた人たので、彼から代表職を引き継いだ後もこのス
タンスは変わりませんので、「うん?」と感じたら即改善に入ります。
そのために少しでも「うん?」という状態が改善できないと、今回のように
新たな機械の導入も行いますが、それより、なにより大切なことは、今
目の前にある機械たちにいかに意識を向け、いかに小まめにチェック、
メンテナンスして良い方向へ改善けるかどうか、だと思います。
そのためには、今日のような日がとても大切になります。そしてそのこ
とを一番よく知っている人がマネージャーの法子さんです。それが彼女
の流儀でもあります。その仕事の流儀をこうやって実体験させて身につ
けさせていく、今日はそういう教育の日でもあるのです。
さて、今日本屋さんに行ったら「メンズ・イーエックス」8月号が昨日
発売されていました。テーマは≪「一流の男」のつくり方≫です。
一流の男は・・・いい物を大事に愛せる。
●よいモノが持つ、時代を超える価値を持っている。
●名品を使い続けることでMYヴィンテージに育てる。
●大切に愛するために、自分でメンテナンスをする。
そして、
今回の「メンズ・イーエックス」8月号には、ウォータークリーニング伊
勢丹新宿店メンズ館8Fが紹介されています。
このメンズ館店ですが、いつも僕たちが驚かされるのが、お越しに
なる大半以上のお客様がご自身で多量なクリーニング品をお持ち
になられること。これは当たり前のことかもしれませんが、それもキ
ャリアバッグにいっぱい入れてお持ちになる男性のお客様がザラ
だ、ということにです。
特に若手経営者や、一流企業の方々など、オシャレやダンディズム
にこだわりの方が多く、とにかく細かい注文を出されます。また仕上
がりは必ずお渡しの時に、細部に渡ってチェックされ、とても納得し
てお持ち帰りになられます。つまり、ご自身の愛するモノは、奥様で
はなく、ご自身で管理されてる方が圧倒的に多いい。
それと、伊勢丹新宿店メンズ館ウォータークリーニングにお持込い
ただく品物は、スーツにしてもコートにしても、失礼かもしれません
が、他の店舗から入ってくる品物と比べて、とってもキレイに着用さ
れています。それほど大切に愛する一品を扱ってらっしゃるというこ
とです。いいモノを大事に愛しているってことですね。
「せっかくやるのならその道の一流を目指したい!目指そう!」その
ためには常にチャレンジャーとしての自覚とワクワクするような実践
が必要です。とにかく、そういう強い志を僕たちが忘れない限り、中
心をブラさない限り、類友で、いいモノを大事に愛せる人たちが持つ
一流の一品が自然と集まってくるのでしょう。
さらに次にいくためには、整理整頓と掃除の徹底。機械や道具のメン
テナンスを絶対に怠らないこと。今回の「メンズ・イーエックス」のテ
ーマが「目指せ一流の男」なら、うちはホスピタリティ(思いやり)ある
「目指せ一流のクリーニング店」です。
そのために、本社スタッフにしても、伊勢丹スタッフにしても、一店
舗(君津本店)7年連続売上日本一を過去達成させた伝説のフロン
ト、:現在レディスプレスの法子さんが、愛情いっぱい本気の躾を
ビシバシ行ってくれています。やっぱりこういった美学と本物にこ
だわる熱い師匠がいない限り、次のステージには絶対にいけない。
生かしていただいて ありがとうございます。
09:36, Sunday, Jul 06, 2014 ¦ ¦ コメント(1)