人間にとって重要な事は、
私たちが存在していることほどの
不可思議は、この世にないという
ことなのです。
どんなに科学が発達しても、
地球のミニチュアを一個でも再現
することなどできません。そこで
命が生まれて「循環する」という
モデルを人間は再現できないのです。
だから、生かされている不思議に
感謝することなのです。
次に、自分が実際に見聞きする刺激
よりも、「なんとなく」という
第六感、直感を大切にしましょう。
そして、小さなことにも
気づける配慮を持って、他人にも、
小さな思いやりを持ちましょう。
また、心も身体も、絶えず柔軟な
姿勢でいること。
以上の四つを実践した上で起こる、
「自然な流れに従いなさい」と老子
は人間が生きる最善の道を、示唆
してくれています。
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報 恩 講
今年もそろそろ報恩講の季節になりました。
住職である私の変わりに副住職の潤聖が
門信徒さんのご自宅にお参りして報恩講を
お勤めしていきます。
私は仏さまへのお供えとして必ず千葉から
何らかの名産をお届けすることにしています。
今年は「蜜入り落花生」を百十個、
お寺の方に送る手配をいたしました。
是非、美味しく頂いていただけばと思っています。
人間としてとても大切なことは、
●感謝する気持ち。
●他を思いやる気持ち。
●他を愛情で育てる気持ち。
以上です。
感謝と共に生き、
感謝と共にこの世を去っていくことが
出来れば人間としてとても歓喜、慈悲に溢れた
浄土の世界へ還っていけます。
今日も笑いながら、感謝しながら仕事も生活も
楽しんで生きていきましょう。