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「人生を正しく生きる人は自然と社会に尽くすようになる」5/16(火)

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生命は必ずすべてが

根源へと帰っていきます。

根源に帰ることを「静寂(死)」と言い、

これは大きな命の元に帰ることなのです。

 

命の元に帰る途中の過程を人生と言い、

人生の本質を知ることを

「知恵」と言います。

知恵がなければ、

人生に迷うことに必ずなります。

人生の知恵を持てば、

生活を正しく・楽しく生きることができます。

 

人生を正しく生きる人は、

公人(社会のために尽くす人間)と自然となります。

社会に尽くせる人は、

人生の本当の意味では王様なのです。

社会に尽くす王様とは、

太陽と同じです。

太陽は、与える一方の奉仕のカタマリです。

人の人生も、太陽と同じなのです。

人間も朝日のように生まれ、

高く昇り、そして日没のように消えていき、

永遠の命の元に帰るのです。

 

ここの老子の文章で大切なこと、

それは次の三つです。

①人間は知恵を持つことが大切であり、

そのためにはあわてずに

自分の今の状況を静観すること。

 

②どんな苦しみも、

必ず去っていくのが法則であると知ること。

 

③何があろうとも最後は、

大きな命の根源へと全員が帰っていく。

生まれ出た母親の元に帰るように、

全員が安心の心境に帰るということを知ること。

 

そして、

自分は地獄に行くに違いないとあわてるのは、

今の自分に知恵がなくて、

他人に尽くす「奉仕の心」が

ないからだと老子は看破しています。

 

だから老子は、

人間は死ぬまで勉強して知恵を持ち、

すべてを静観する気持ちを維持しながら、

他人への奉仕の気持ちを持てれば、

その人は人生の真の勝利者だとしています。

金持ちが人生の勝利者ではないのです。

 

真の勝利者とは、

他人や社会に尽くせる人間のことなのです。

なぜならば人間は、必ず死んでいくからです。

 

「柔訳 老子の言葉 写真集」

著:谷川 太一より抜粋転載

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