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「柔よく剛を制す。愛情深い人が一番強い人。」4/4(木)

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遠回りで曲がった人生だからこそ、

逆に成長して悟る(完〝全″になる)ことが可能になるのです。

人生の苦労には一切のムダがありません。

人生が曲がる体験をするからこそ、

逆に真っすぐに直す人生体験をすることが可能になるのです。

 

人生で落ち込めば、そのへコんだクボミが大きいほど、

逆に大切なモノ(愛情など)で満たすことが可能になります。

物事に破れれば、また新た挑戦をすることが可能になります。

もし破れなければ、その経験はできないのです。

財産や持ち物が少ない人は、

もっと大切な物事に気づけて成長が可能になります。

持つモノが多い人ほど、迷い悩むことも増えます。

多くを持つ人は、それに執着しないことが大切です。

 

だからこそ聖人は、その生き方(道)を人々に見せて、

世の中の模範となることが可能になります。

聖人は自分から説明や誇示をしないからこそ、

逆に自然と世の中に知れ渡ります。

聖人は自分のことをほめないからこそ、

逆に世間から認められます。

聖人は自分の功績を言いませんから、

逆に世間から功績を認められます。

聖人は自慢をしませんから、

世間から長く称賛されます。

 

聖人は誰とも争いませんから、

世間から叩かれることもありません。

他人からイジメらる人は、

自分の中に他人をイジメる気持ちがないかを見ましょう。

 

以上のことから、曲がりくねった木のような

苦労の多い人生を歩む者は、

その人生を完成させることができると

昔の人が言ったことは、ウソではなくて真実なのです。

その人から生まれた誠意が、そうさせるのです。

 

まさに老子の巨視、巨大な視線が炸裂しています。

会社が倒産したと泣いている元社長を老子が見れば、

「普通の平凡な会社員には体験できない

貴重な体験ではないか。

そのお蔭で、またゼロから立ち上がる

青春を味わおうではないか」

と言いそうなのが目に浮かびます。

 

以上の話には、納得できない心境のお方は多いでしょう。

しかし、その答えは「人生は有限」である

ということに尽きるのです。

何もせずに、眠ったままで人生を終えるのも人生です。

様々な苦労、失敗、離別⋯⋯、

ハラハラドキドキの経験をして

アノ世に帰るのも人生です。

どんな人生の物事も、それを不幸だと思わずに

「経験」だと自分が受け入れることができれば、

変な執着が脱落するのがわかります。

ただし、ただ何でも経験するのではなく、

そこには自分の「誠意」(良心)が存在することが大切なのです。

愚かな経験を、自分で肯定してはいけません。

 

自分の誠意をもって経験していけば、

どんな曲がりくねった人生でも、

それは盆栽の銘木のような輝きを放つと

老子は言っています。

過去に自分の誠意のない嫌な経験があったとしても、

今から誠意をもって歩いていけば大丈夫になります。

盆栽では、死んだ枯れた枝でも、

その全体が完成した時には

重要なチャームポイントに変わっています。

これは、人間の人生でも同じなのです。

過去の失敗も大切な意味を持つのです。

誠意をもって、頑張って

時間限定の今の人生を生きましょう。

「柔訳 老子の言葉」

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