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5/22(木) 「万物は言葉によって成った」

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「万物は言葉によって成った」

他人を痛めつけるような言葉を

使用しては生けません。

言われた他人は、言葉で反論するか、

もし言えなければ心中で言い返しています。

他人を痛める言葉は、必ず苦痛という現象を生みます。

他人を痛める言葉を言った人は、

いつか必ず苦痛という反射を受けることに成ります。

(原始仏典 ダンマパダ10章-133番)

 

釈尊が、言霊(ことだま)について説明されています。

他人を痛めつける言葉を吐きますと、言われた人も傷付

きますが、発言した人も自分自身を傷付けているのが、

見えない世界の真相です。

だから、汚い言葉を使う人は、その人の顔付きから、思

考から、身なりから、行動から、食べ物まで、すべてが

嫌悪されるべき様相に向かって進んで行きます。

自分では知らずに、自分自身が使う言葉により、自分の

明日を無意識に形成していたのです。

 

新約聖書にも、「宇宙の原初に言葉ありき。言葉は常に神

と存在する。言葉は神だった。万物は言葉により成った。」

という宇宙創造の説明があります。

旧約聖書では、神様の原初の言葉は、「光あれ」(光よ、存在

しなさい)であったとされています。つまり、言葉とは、「創

造を生む」という秘密が聖書に明記されています。

 

また真宗では言葉になった仏さまが「南無阿弥陀仏」と言われ、

「南無阿弥陀仏は」は、私たちの使っている言葉の持つ善悪や

限界を超えた仏のはたらきであり、常に「南無阿弥陀仏」を称

えることによって、私に真実が至り届き、自分の物差しが自己

中心の物差しであったことに深く気づかされていきます。

 

また、日本では古来、言葉には言葉のいのちが宿っており、言

葉のいのちがこの世に吐かれて受肉する・物質化するという概

があります。やはり何かを生みたい、創りたい時には、「最

初に言葉ありき」なのです。

 

つまり、明日の自分をよりよく創造させるには、今日使う言葉を

常に意識して注意をしていく必要があるということなのです。

そして、釈尊が言われますように、「他人を痛め付ける言葉」

他者に「不愉快を与える言葉」などは、いかに恐ろしい言霊を

「自分自身に対して」生むのしっかり自覚しておきましょう。

 

今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。

皆さんの仕合せを心より念じております。

 

【柔訳 釈尊の言葉第一巻】著:谷川太一より抜粋転載

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日本人の道徳心

「武勇伝を読む」

武勇伝というものは、元を正せばインチキ臭いものだが、

子供のときに面白がってのめり込んで読むと、

土壇場でパッと面白く読んだ話が出てくることがある。

だから、いい講談、勇ましい人の話、立派な人の話を、

子供のときに読むことは、腹の据わった人物を

育てるためにも極めて重要なのではないかと思う。

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今日の諺 「一望千里(いちぼうせんり)」

【意味】

広い範囲を、ずっと遠くまで一目で見渡せること。

「一望」は一度で見渡すこと。

 

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