学ぶ気持ちが少ない人は、
段々と牛のように老けて行きます。
その人の肉の量は増えますが、
知恵が増えることはありません。
（原始仏典 ダンマパダ１１章－１５２番）
40歳までは人間の基礎力つける苦労が必要な修行
時代。本当の勉強とは、コノ世の大方の生活修行が
済みました、還暦の６０歳を過ぎてからです。
この60歳になってから後悔しない道を歩む心構が必要
です。
そのためにも、生活費を得るための半強制的な勉強
では無くて、駆け引きの無い知識と知恵(智慧)のた
めの勉強が必要だと感じます。
若い人でも勉強する気持ちが無い人は、心身共に老けて
行くのが早いてです。知識(左脳)と知恵・智慧(右脳)に
刺激が無いと、好奇心や探求心も自然と減っていくものです。
この項を逆の視点から読みますと、
「学ぶ気持ちが有る人は、段々と若返っていく」と言えます。
弊社の技術者のN名人は89歳でもまだまだ現役バリバリで、
後輩の育成に尽力を注いでくださっています。
また、私が理事長を勤める「認定こども園」の子育てセンター
長のT先生(妻である園長の母)は91歳で、逆に若い保育士
たちや保護者の皆さんに、いつも「元気」エネルギーを与
えて下さっています。
活力あるその姿から、「人間は自身の後半の生をどこに向
かって捧げるのか」が勝負なのだと、教えられます。
さて、「無知は罪なり知は空虚なり」とはソクラテスの言葉
ですが、この言葉は「知識を得る努力を怠る事と、得た知識の
活用を怠る事は同じ事である」と言ってます。真理です。
つまり、無知であることは、自分の家族に対しても、自分の
仕事や人生と良心(仏さま)に対しても、罪であるのです。
自分が無知であったために、より生かせることが活かせられ
ないことも、家族や仕事や人生にもいっぱい起こるからです。
強い言い方ですが、「無知(無智)は罪である」ということを
心の隅に置いて頂ければ幸いです。このようなことを知って
おくだけでも、人生は生きる限り前向きに改善していけます。
今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。
皆さんの仕合せを心より念じております。
【柔訳 釈尊の言葉第一巻】著:谷川太一より抜粋転載
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日本人の道徳心
「反省する」
真に向上しようというときは、
自分の失敗はどうして起きたのか真摯に反省する気持ちが重要である。
失敗を人のせいにしてしまったら、その人のそれ以上の進歩は
ありえない。
充実した生活を送っている人であればときに、
この反省は必ず必要である。
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今日の諺 「一方通行（いっぽうつうこう）」
【意味】
道路で、車が一方の方向にしか進めないこと。
または、二つの間でのやりとりが、
一方からだけ伝わって、
反対の方向には伝わらないこと。
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