「ご近所の悪口を言わない それだけでも立派な家庭教育である」
悪い言葉を言いたくて苦しくなる時は、
その言いたい言葉を静観して落ち着きなさい。
自分が話す言葉に注意しなさい。
自分が話す言葉により罪を作らないように注意して、
自分の言葉によって善行を為すことも可能なのです。
(原始仏典 ダンマパダ17章-232番)
釈尊は自分の運命と命を左右している根本原因には、
自分自身が話す言葉があると仰っています。
これは日本語の言霊(ことだま)という視点から観ま
しても、間違いではありません。
人は自分が話す言葉により、今の環境が設定されて行く
と考えてください。
本当に運が良い人の言葉とは、キレイであり、静かであ
り、温かいものです。
しかし、逆に直情的に言葉を出すことは危険です。悪口、
非難、陰口、傲慢等の悪い言葉は「独立して」人の記憶
にしっかり残って生き続けます。結果的にその因果の代
償は自分が払うことになります。
相手が安心する言葉なのか?相手が恐れや不安を抱く言
葉なのか?自分の言葉には注意して生活をしましょう。
私が理事長を務める認定こども園の保育現場では「ゆっ
くりと、はっきりと、分かる言葉に、笑顔を添える心がけ」
がテーマです。
今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。
皆さんの仕合せを心より念じております。
【柔訳 釈尊の言葉第一巻】著:谷川太一より一部抜粋転載
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日本人の道徳心
「反復する歴史の型」
歴史は繰返さないが、歴史の型は反復して現れる。
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今日の諺 「昼夜兼行(ちゅうやけんこう)」
【意味】
昼も夜も休まずに、ずっと道を急いで進むこと。
または、昼も夜もずっと仕事を続けて行うこと。
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