思い出の時が甦るウォータークリーニング

日々是笑日

未分類

6/24(火)「心に感謝という祓いのハケを持ちましょう」

投稿日:

「心に感謝という祓いのハケを持ちましょう」

賢い人は、自分の心の汚れに気付く瞬間ごとに、

少しずつ汚れを反省して取り除くことをします。

まるで鍛冶職人が、金属を叩くごとに生じる

金属粉をハケで祓うようにです。

(原始仏典 ダンマパダ18章-239番)

 

鍛冶職人が真っ赤に燃える鉄のカタマリを

ハンマーで叩くごとに、金属の表面の剥離した部分が飛び散ります。

金属を叩くことによって、

金属の「弱い部分」「余分な成分」

「全体に馴染めなかった金属」が飛び散るように見えます。

 

私たちの心も「他人から叩かれるほどに」、

自分の弱い部分、自分の汚れ、自分の余計なモノ、

が痛みを伴いながら飛び散っているのではないでしょうか。

他人から叩かれても叩かれても、

最後まで残っているのが自分の本性です。

もうそれ以上、自分からそぎ落とすものが無くなった時、

本当の自分が現れているはずなのです。

 

しかし、多くの人間は、叩かれるほどに心が歪(ゆが)んで

行きます。心が純粋に成らずに、逆に濁っていくものです。

「どうして自分だけが、こんな目に遭うのか?」

「なぜ、あの人は叩かれないのか?」

などと思ってしまうものです。

 

他人から叩かれた時は、自分が嫌だ・痛いと思うたびに、

* それでも生かされていることへの感謝。

* 先祖への感謝。

* 心の仏さま(良心)へ感謝すること。

などを想起することにより、祓って行くことが重要なのです。

 

多くの人間は、叩かれますと反省もせずに不満心ばかりが増長します。

それは心の汚れを祓う「ハケ」が必要なことを知らないからです。

これでは、本当の叩かれ損で終わっていきます。

賢い人は、真理に縁のある人は、自分の心に感謝というハケの祓いを

持ちましょう。他人から叩かれるほどに、純粋で素直な自分が現れ始

めることでしょう。

 

今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。

皆さんの仕合せを心より念じております。

 

【柔訳 釈尊の言葉第一巻】著:谷川太一より一部抜粋転載

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本人の道徳心

「信念に従う」

「善や悪はただの名目にすぎない。

正しいものはただひとつ、

わたしの性質に従っているものだけだ。

不正なものはただひとつ、

わたしの性質にさからっているものだけだ」(エマソン)

自分の内から聞こえる声以外は、

どんなものも神聖ではない。

世間で善とか悪とかいわれるものは、

時と場所を変えれば反対のものになってしまう。

正しいものは自分の本性に従うことであって、

それに反対するものは正しくない、

とエマソンはいっています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日の諺 「半信半疑(はんしんはんぎ)」

【意味】

物事を、信じられそうだが、

信じられないような気もして、迷っている状態。

うそか本当かわからないとき。

「半信」は半分信じること、

「半疑」は半分疑うこと。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

-未分類

Copyright© 日々是笑日 , 2025 All Rights Reserved Powered by STINGER.