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8/9(土)「だいじょうぶ、だいしょうぶ」

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「だいじょうぶ、だいしょうぶ」

自分自身を、泥穴に落ち込んだゾウを

救い出すことと同じようにして、

自分のするべき仕事に懸命に成ることを楽しみなさい。

自分の心を守るようにしなさい。

自分自身を泥穴から救い出しなさい。

(原始仏典 ダンマパダ23章-327番)

 

穴に落ち込みますと、もがけばもがくほど

周囲の壁の土が崩れ落ちて、穴が大きく成っていきます。

人間も、自分自身が助かりたい一心で、

社会の中で、周囲の人間関係の中で、

家族の中で、無理にもがくほど周囲の人が離れて行き、

自分一人の空間が広がっていくものです。

まさに泥穴に落ちたゾウのように、自分自身が成ります。

では、どうすれば良いのでしょうか?

この項で釈尊は、明確に答えておられます。

 

⑴まず、自分の仕事を一生懸命にして、

それを苦痛に思わずにイヤイヤせずに、

「その仕事の中でも」楽しむ努力をしなさい。

 

⑵仕事の中で、生活で生きる中で、

どんなに辛いことや嫌なことが有っても、

それで自分の心までは傷付けない、

響かせない、という決意をしなさい。

 

⑶そして、自分を自分自身で救い出す覚悟を持ちなさい。

他人に救われることを待っていてはダメなのです。

大きなゾウは、自分自身で泥穴から

這い上がることでしか「助からないのです」。

自分自身で這い出す決意を持ちなさい。

 

このように釈尊は示しています。

誰もが、自分で自分自身を救い出そうとしているのが、

今の人生の意味であり霊的な目的なのです。

私たちは、期間限定でコノ世に生まれ出て、

それぞれの自分の環境の中で、

自分という「今回」だけの存在(自我)を、

「永遠である」本当の自分(仏性・良心)が発露して

救えるのか否かの冒険ゲームをしている最中です。

 

このゲームのような魂の旅は、

自我(色々なサガ・性を持つ自分)を

自分の良心が救い出せるまで繰り返し再現します。

他人の幸福を素直に思える気持ちこそが、

自分の中の神様の思いです。

自分に内在するの仏さま(良心)を

大きく出せるまで、この旅は継続します。

 

自分自身を本当に救えるのは、

自分の良心(仏性)だけであることを知って置きましょう。

今日も、大穴に落ちた自分を救い出しましょう。

自分自身を本当の意味で

真・深から救えるのは、あなた御自身だけです。

 

阿弥陀さんはいつでも「だいじょうぶ だいじょうぶ」

と力強い安心の声をかけて下さってます。

 

今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。

皆さんの仕合せを心より念じております。

 

 

【柔訳 釈尊の言葉第一巻】著:谷川太一より一部抜粋転載

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日本人の道徳心

「心眼を開く①」

「心眼を開く」という言葉がある。

心眼が明らかになると、

「居ながらにして勝ちを千里の外に決める」

ような感じが出てくると野間清治はいう。

たとえば、わざわざ外国まで行っても、

その上っ面しか見ることのできない人がいる。

それは心眼を開いていないからです。

心眼を開けば、わざわざ外国に行かなくても、

その国のことが手にとるように

わかるようになる。

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今日の諺 「茫然自失(ぼうぜんじしつ)」

【意味】

あっけにとられて我を忘れ、

何も考えられず、

ぽかんとしてしまうこと。

「茫然」はぼんやりしてしまうこと、

「自失」は我を忘れること。

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