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8/23(土)「自身の周りに善の連鎖を引き起こす」

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「自身の周りに善の連鎖を引き起こす」

良い教えを素直に喜べる人。

良い教えの影響を受けて、

自分も情け深い心境に成れる人。

このような人は、世の中の動静への興味から離れて、

安心した、静かな境地に達することに成ります。

(原始仏典 ダンマパダ25章-368番)

 

「良い教えを素直に喜ぶことが出来る」

実は、これだけでも凄いことだと最近は特に感じます。

 

最近の若者に多い特徴は、道徳などを聞かされましても、

* それの、どこが良いのか本当に分からない。

* だからと言って、なぜ自分がそうするべきなのかが

     分からない。

 

このような感情を、反発心からではなくて、「無表情な顔」

から淡々と言う人たちがいます。

これを考察しますと、非常に冷たい家庭環境で育った生徒

が多いようです。

 

人間は、「自分が受けたことを、良いも悪いも他に返す」

という自動的な鏡の反射のようなサガの側面を法則として

有します。

 

だから自分が愛情を受けて育った場合は、次は自分が他人に

愛情を出すことは出来るのです。

しかし、この逆の冷たい家庭で育った場合でも、自分からは

愛情を他人に出せる人は尊い御方です。

ただ、その人もよく調べますと、家庭以外の陰で愛情をくれる

他人が居たことが多いのです。

それは担任の教師だったり、近所のオバちゃんだったり、職場

の上司だったり、地域の寺の住職だったりと、必ず善人が存在

していました。

 

要するに、これからの日本を良くするためには、いかに先ず

自分が家族や「他人にも」愛情や思いやりを配ること、出す

こと、からが重要なのです。

これが大いなる善の連鎖を引き起こします。

 

この項の釈尊の言葉に戻りますが、

* 良い教えを素直に喜べる人。

* 良い教えの影響を受けて、

自分も情け深い心境に成れる人。

 

もし、自分がこのような感じに「自分なりに」成れるならば、

自分を育ててくれた周囲の人々も素晴らしかったのだと言え

そうです。

それは本当に「感謝をするべき」ことだったのです。

 

今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。

皆さんの仕合せを心より念じております。

 

 

【柔訳 釈尊の言葉第一巻】著:谷川太一より一部抜粋転載

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日本人の道徳心

「すべてを自分のせいに」

自分が教師となって学生を見ていても

わかることだが、すべてを自分のせいにして

受け入れることができる学生は数少ない。

それゆえ、そういう姿勢を続けていると、

しばらくすると必ず先生が目を留め、

気に入ってくれることになる。

高い地位に就くようになると、

あるいは年を取ると、

こうした心掛けは忘れがちである。

しかし、どういう立場になろうとも、

いかに年齢を重ねようとも、

「すべてを自分のせいにする」という

露伴の教えは頻繁に思い出して

損のない教訓である。

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今日の諺 「油断大敵(ゆだんたいてき)」

【意味】

少しの気のゆるみが、

大きな失敗につながることがあるので、

気をつけようということ。

「油断」は気をゆるめて、

きちんと注意をはらわないこと。

「大敵」は大きな敵という意味。

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