「現状を大切にし、現状に感謝すれば、新規のモノの方がやって来る」
社会の中で、
何かが長じていようが、短かろうが、
何かが大きかろうが、小さかろうが、
キレイであろうが、汚かろうが、
自分に与えられたモノを大切に出来る人。
そういう人を私・釈尊は、最高の人間とします。
(原始仏典 ダンマパダ26章-409)
この項にあります、
「自分に与えられたモノを大切に出来る人」
の英語の原文は、
「何でもすべて、自分に与えられていない物を、
取ろうとはしない人」が直訳に近いです。
こういう人が釈尊は最高の人間だと仰っています。
* 自分に与えられたモノだけを大切にし、
* 自分に無いモノをわざわざ自ら取りに行かない人。
という意味ですが、現代人はこれを消極的で
成長が無い人だと受け取るかも知れません。
でも霊的な真相は違うのです。
* 現状を大切にすることで、
* 自分の現状に感謝をすることで、
* 新規のモノのほうからやって来るのです。
新規のモノ(金・仕事・人間・健康・・・・)のほうから、
自分も「大切にされる」
「きっと大切にしてくれる人だ」
と思って波長を合わせて来てくれるのが
霊的な真相なのです。
すべてのモノに波長・波動という
意識(電磁波)が存在することを知って置いてください。
山・川・海・草木も波長を出しながら
常に「揺れている」のが霊眼では視えています。
少ないお金にも「感謝して」使うことが、
貯めることが、更なる仲間を呼ぶのが霊的には言えます。
既に自分に在るモノ、
自分が既に持つモノに感謝をして行きましょう。
これがリスクが無い近道だったということです。
今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。
皆さんの仕合せを心より念じております。
【柔訳 釈尊の言葉第一巻】著:谷川太一より一部抜粋転載
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本人の道徳心
「神話と考古学」
日本人が建国の歴史を知らないのは、
占領軍が日本の神話を否定しようとしたことも
関係しているでしょう。
神話ですから、その通りの歴史的事件があった
とは誰も思いません。
しかし、日本は神話から成り立っている国です。
神話を自分たちの先祖の話として
伝えてきた国なのですから、
これは無視するわけにはいかない。
ところが戦後教育では『古事記』『日本書紀』
といったものを全部省いてしまいました。
その代わりに石ころを見る考古学が入った。
考古学が悪いわけじゃないけれど、
考古学では歴史の代わりにはならないのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日の諺 「後生大事(ごしょうだいじ)」
【意味】
とても大切にすること。
今、目の前にある物を大切に持っておくこと。
「後生」とは来世(死んだ後に生まれ変わった世)のこと、
「大事」は大切にすること。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・