「コツコツと自分自身を育てましょう」
今の自分は、自分自身の責任者であり管理者なのですよ。
また自分とは、自分自身が一番に帰るべき故郷なのです。
だから、本当の自分に帰りなさい。
まるで、実業家が良い馬を育てるようにしてです。
(原始仏典 ダンマパダ25章-380番)
釈尊いわく、
⑴今の自分は、他人のせいではなく、
自分が自分自身を育てた結果であることを直視しなさい。
⑵誰もが、本当の自分自身に帰ることが、その人の最大の
幸福であることを知りなさい。
⑶自分で自分自身をじょうずに誘導して育てなければ生けない。
現代人の多くは、自分で自分自身を育てるという子育てに失敗
しているかも知れません。
それ以前に、自分は誰かに育てて貰わなければ生けない、
他人に指導してもらう必要が有る、と思い込んでいる人が多い
と思います。
* 先ず、自分で自分自身を育てなければ生けない、
ということ自体を知りません。認識していません。
そのためには釈尊は
* 本当の自分に帰りなさい、戻りなさい。
* 自分という宇宙を完成させなさい。
と、仰っています。
これはもう、人がコノ世に生まれて来る究極の目的です。
ただ、多くの人類を観ても分かることなのですが、
* 自分が、他人を育てることも、自分自身を育てている
ことに成る。
* 自分の子供を育てることは、本当は自分自身を育てて
いる。
という転写が発生しているのです。
だから、学校の教師も、正しく生徒を指導して育てていく
ことができたならば、先生ご自身が完成していくことにな
るのが本当なのです。
昔は、自分自身を完成させていかれた教師が多かったと思い
ます。江戸時代や明治時代の学校の講師には、高僧を超える
ような人物・傑物が多かったようです。まさに求道者のよう
な教師です。現代は??
自分が高齢に成っても、自分で自分自身を育てるという概念
・意識がとても大切です。そう思える限り、その人は自分自身
の宇宙の完成に近付いて行くのです。
自分なりの宇宙をコノ世で仕上げて、そして死後に持参して、
その宇宙の中で暮らすのが実はアノ世の真相なのでしょう。
だからこの世で自分の中に、恨みつらみの地獄を育ててはいけ
ないのです。
それを丸ごと、自分が死ねばあの世に持参し、そしてその中で
自分自身が暮らすことになるからです。誰もがこの世で、自分
の死後の住処を構築している最中であるのです。釈尊が
あの世の実相をあまり語らなかったのは、今のその人の心がも
はや死後の住処を構築しているからです。
今日から自分の心の中に、平和で安心なお浄土を建立建設して
いくのです。
その方法は、たとえ今が泥の中に住んでいるとしても、自分の
目の前のするべきことを懸命に頑張り、仏さまや先祖に感謝し、
自分自身をコツコツ育てていけばよいのです。
このコツコツの継続は、全てを大丈夫にしていきます。
今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。
皆さんの仕合せを心より念じております。
【柔訳 釈尊の言葉第一巻】著:谷川太一より一部抜粋転載
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日本人の道徳心
「何をするかが問題」
どういう本を読んだとか、
どういう勉強をしたとか、
どういう先生についたとか、
そんなのはほかの人から見れば
どうだってかまわない。
あなたがどういう行為をするかなのです。
これは、羊か牛かで言えば、
よい乳を出すかどうかだけの話です。
これは私の自戒の言葉です。
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今日の諺 「破天荒(はてんこう)」
【意味】
今までほかの人ができなかったことを行うこと。
【由来】
中国のある地域では、
科挙という役人の試験に合格者が出なかった。
これを「天荒」とよんだが、
ようやく合格者が出て、
「天荒を破った」といわれたことから。
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