「明日の行き先を決めていく重大な要素とは」
ワレヨシな欲望を無くして、正しく生きる人。
そういう人の未来の行き先は、
神々も眷属神(けんぞくしん:半神半獣であり
強い霊力を持つ)たちも、知ることが出来ない。
そういう人を私・釈尊は、最高の人間とします。
(原始仏典 ダンマパダ26章-420)
釈尊はこの項で、
「ワレヨシ・自我の欲望を少なくして正しく生きる
人の未来・運命は、神々でも分からない」と発言して
います。運命が改善されて、未来が変わって行くから
です。
これは逆に言いますと、「ワレヨシな欲望の強い、
間違った生活でも平気な人の運命・未来は、読める。
決まって行く。」とも言えます。これは人も自分も
客観的に見ていくととてもよくわかります。
まるで、ロボットのように決まったパターンを繰り返
し進むということです。
言えますことは、未来は白紙だということです。
今の自分の生活次第で、明日からの運命を日々固めて
決めて行く・ingということです。
この時に、
* ワレヨシな欲望の強弱・有無
* 良心・道徳的で愛情のある生活態度が明日の運命
を決める重大な要素に成るということなのです。
このような要素に注意して、
日々の自分の生活を良心的に素直に懸命に生きれば、
誰でも大丈夫だということです。
年齢も関係ありません。人間は死後から、今生の人生
の残りの半分(今生の反射の人生)が始まるからです。
これで細部まで完全に公平なバランスが図られます。
正しく生きる限り、誰のいのちもワクワクとした青春
を生きることに成ります。
今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。
皆さんの仕合せを心より念じております。
【柔訳 釈尊の言葉第一巻】著:谷川太一より一部抜粋転載
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日本人の道徳心
「交際術の極意」
「交際術にはいろいろあるが、
その一番の重要な点は、
付き合うときに自分が相手に対して
敬意を持っていることである」
と渋沢栄一は言う。
ただ、敬意といっても堅苦しくなるばかりでは
仕方ないので、愛想よくするなど、
ある意味での術は必要だが、
基本的には敬意が必要である。
それは、遊びの場においても同じである。
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