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11/2(日)「何でもほどほどが良い」

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「何でもほどほどが良い」

人の欲望には、多種様々な対象

(他人、品物、金銭、地位、性交、食品、博打・・・・)

が有ります。

それらへの欲望は、甘い快楽感を

自分にもたらしながら、

色々な形で自我(ワレヨシ)の欲望の火を喚起します。

自我の欲望の火は、

巨大化するほどに自分の心を乱し、

後で後悔する事や、不幸を自分にもたらします。

このことをよく知って置きなさい。

どんな交わり、集団の中に自分が居ましても、

自分一人で歩く覚悟を持ちなさい。

まるで1本角(ツノ)が立つサイのように一人で歩みなさい。

(原始仏典 スッタニパータ 第1章3節-No.50)

 

この法則を自分が知って置いた上で、自分の好みの欲望を楽

しみますと、やはりブレーキが掛かるものです。

その欲望の為に、自分の生活を壊すまで進むことはありません。

* 欲望は、満たしても終わらない。より大きくなる。

そういうものだ。

という認識の上で、

自分なりに欲望を楽しむことが大切です。

* 欲望に呑まれては生けないのです。

欲望に呑まれることは、自分が自分自身の欲望に負けたことに

成ります。

 

では、欲望を満たそうとすることがムダなことならば、最初から

一切の欲望を我慢すれば、人はどうなるのでしょうか?

自分は我慢した、という「飢餓感の欲望」だけが増大するのも

人間なのです。

人の心とは、何と難しいことなのでしょうか。

 

これに対する釈尊の答えは、

* 中道(ちゅうどう・真ん中)を心掛けなさい。

* 何でもほどほどで良い。

ということを示されています。

 

今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。

皆さんの仕合せを心より念じております。

 

 

【柔訳 釈尊の教え 第一巻】著:谷川太一より一部抜粋転載

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