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11/30(日)「唯一あの世に持っていける宝物」

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「子育ても労働も、霊的には同じ尊さ」

人は、仕事の名前や肩書きで

自分や他人を評価しがちですが、

実際はそうではありません。

大切なのは、

そこに“苦労”と“責任”と“真心”があるかどうか。

それだけが自身のいのちに残る価値です


● 子育ては“大事業”と同じ

昔から感じてきましたが

母が子どもを一人育てることは、

男性が社会で大事業を成し遂げるのと同じ

見えない価値があります。

どちらも失敗も葛藤もあり、

二十年以上の長い労力を求められます。

外からどう見えるかではなく、

その人のいのちがどれだけ磨かれたかがすべてです。


● あの世に持っていけるもの

人は最後、一人で裸で還ります。

財産も肩書きも持っていけません。

持参できるのは、

その日々の誠実な労働と、

家族に注いだ真心だけ。


● もっとも悟りに近い生き方

釈尊のような突出した善行は、一般人には無理です。

現代人にとって最も安全で大切なのは、

毎日を働き、感謝を忘れず、

心を濁さずに生きる“農夫のような生き方”。

バランスよく生きる人は、静かにしがらみやこだわりから

心がほどけて自由度を増していきます。


● 結び

どんな仕事も、どんな子育ても、

真心があればすべて等しく尊いのです。

今日あなたが誠実にやったこと。
誰かのために踏ん張った一歩。

それらが、

唯一あの世に持っていける宝ものなのです。

(原始仏典 スッタニパータ 第1章4節-No.76・私的な訳)

 

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