
花シリーズです。
仏教詩人・高田敏子さんは、
こう詠みました。
「花は咲く誰が見ていなくても
花の命を美しく咲くために」
この言葉は、私たちの生き方を
静かに照らします。
当たり前ですが、花は、ほめられるために
咲くのではありません。
見てくれる人がいるからでもありません。
ただ与えられた命を、
そのままに懸命に咲かせているのです。
仏教では、すべての゛いのち゛は
かけがえのない縁によって生かされていると説きます。
だから本来、誰かの評価がなくても、
あなたの命はすでに尊いのです。
それでも私たちは、人と比べ、
認められないことに苦しみます。
しかし、思い出してみてください。
誰も見ていなくても咲いている花のことを。
その姿に、不足はあるでしょうか。
いいえ、ただ咲いているだけで、
すでに美しい。
あなたも同じです。
うまくできる日も、できない日も、
誰かに知られる日も、
知られない日も、
それでも今、生きているその姿が、
すでに尊く美しいのです。
だから今日も、誰のためでもなく、 ああなたの命を、あなたらしくそのままに。
それが仏教の教える、
仏さまの願いを生きる静かな生き方なのです。
合掌
※人を育てているのは、環境ではありません。
自分自身の良心(仏性)に、どう向き合っているか、その態度です。
今日一日、自分の良心(仏性)に恥じないか。
その問いを胸に、静かに生きてまいりましょう