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  何か混沌として 混じり合ったモノが 宇宙の始まりに存在しました。   それは、 天地が生まれる以前から存在しています。 それは、静寂として独自に存在しており、 新しく変わるとい ...

  つま先で立つ者は長い時間は立てず、 大股で歩く者は遠くまでは歩けません。 自己弁護する者は他人から認めてはもらえませんし、 自画自賛する者は他人から評価されることがありません。 自慢する ...

  どんな強風も、朝まで継続することはありません。 どんな豪雨も、一日中は継続することがありません。   天地自然ですら、 同じ物事を長く継続させることができないのです。 ましてや ...

  遠回りで曲がった人生だからこそ、 逆に成長して悟る(完"全"になる)ことが 可能になるのです。   人生の苦労には一切のムダがありません。 人生が曲がる体験をするからこそ、 逆 ...

  真に徳を備えた人の生活とは、 ひたすら「道」(自然な流れ。生活の中の真理)に従うだけです。 生活の中の自然な流れとは、 ただぼんやりとして目には見えません。 ただ、ぼんやりとして目に見え ...

  世の人々はだんだんと裕福になっていきますが、 私だけがいつまでも独りであり貧乏になっていくようです。 私の心は混沌として、まさに愚か者のようです。 世の人々はキラキラと輝いて見えますが、 ...

  一、「人間は変なプライドを捨ててアホになれば、 私たちは今よりも百倍は稼ぐことができるでしょう」   二・「他者への無理な道徳や礼節に縛られなければ、 人は自然と家族を大切にし ...

  人間の本当の生き方の道(愛情・思いやり・真理)が なくなりつつあるからこそ、 逆に道徳や礼節というものが 人間に必要とされるのです。   法律や細かい規則が増えるほどに、 逆に ...

  最も理想的な王様とは、 民衆はその存在を知っているだけなのに、 なぜか尊敬される王様のことなのです。   王様の見えない徳が、 国家と民衆を幸福に導いています。 この次に良い王 ...

  生命は必ずすべてが 根源へと帰っていきます。 根源に帰ることを「静寂(死)」と言い、 これは大きな命の元に帰ることなのです。   命の元に帰る途中の過程を人生と言い、 人生の本 ...

  良心(道・真理)に 沿って生きる人間は、 氷の張った川の上を歩くように 慎重であり、 普段の生活の中でも 四方に対して注意を払い、 身なりをいつでも正しており、 溶け始めた氷のように丸く ...

  見えない・聞こえない・さわれない、 この三つをそれぞれ別々に追求しても、 その正体を決して理解することができません。   なぜなら、 同じ一つのモノ(真理)を指すからです。 同 ...

  人間は、他人から賞賛されたり、 侮辱されたりするたびに、 面白いように一喜一憂して暮らしています。   なぜ他人からの評価を、 驚くほど人間は気にするのでしょうか。 &nbsp ...

  聖人がおこなう政治は、 民衆の「腹」(心の良心)を 満足させることを重視し、 見せかけの物事を重視しません。   つまり、 目に見える快楽よりも、 良心が満足することを求めます ...

  粘土をこねて容器を作ります。 その容器の中に何も無い空間があるからこそ、 容器としての使用ができるのです。   家には戸や窓を作り付け、 中には空間が広がります。 家中に何も無 ...