思い出の時が甦るウォータークリーニング

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「人生に逃げ得はない」9/10(日)

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コノ世には各人それぞれに応じた

三つの大きな欲望がありますが、

そのうち一つだけでもよいから、

自分なりに我慢する習慣を持ちなさい」

前の項で、「我慢するのは堅苦しい」

「我慢はストレスが溜まりよくない」

と思われた方もおられることでしょう。

 

でも、

よく読んでいただきたいことは、

釈尊は「三つの欲望の"全部を"我慢しなさい」

とは決して言っていないのです。

「多くの欲望のうちの一つだけでもよい」と

わざわざおっしゃっています。

 

「三つの」という数字は、

多数を意味する場合の比喩表現でもあります。

数ある人の欲望のうち、

一つだけでもよいから

自分でコントロールする意識を持つことは、

人として重要な意味を持ちます。

 

一つだけでも欲望を管理できるか否かが、

その人の人生を決めていきます。

一つでも抑制できる人は、

やはり自分の全体も管理ができる人なのです。

自分のことを一つも抑制できない人は、

家族を幸せにすることは絶対にできません。

欲望のままに、ワガママのままに、

行き当たりばったりの

自己中心的な醜い人生を歩みます。

気が付けば、

周囲には誰も残っていないことになります。

 

欲望という表現を、

「自我」という言葉に置き換えますと、

より霊的な意味がハッキリします。

自我(欲望)に呑まれる人が、

真我(良心・内在神)を

心の表面に発露できるわけがありません。

人は自分の自我(欲望)と何とか

調和を付けていく中で、

大いなる存在の真我を自分の中に感じ始めます。

 

誰の中にも、「絶対安心の境地」(真我・内在神)

が存在しています。

この境地を自分の中に知り始めることで、

ほんとうの安心感、生きる意味、生きがい、

愛情というものが理屈抜きに腑(腹)に落ちるのです。

 

そうなれるためには、

まず自分の欲望の一つだけでも

コントロールする意識を持つことです。

この過程が、真我の達成には必要なのです。

 

ここで話が変わりますが、

自分の一番好きな欲望、一番強い欲求を抑制することは、

「願掛け」という交換条件の

大きな材料にすることが霊的に可能なのです。

自分にどうしも叶えたいことがありますと、

「〇〇を我慢しますから、XXを叶えてください」

と心中で誓います。

 

そして、我慢する期間の指定も重要な「契約」になります。

*達成するまでの間だけの禁欲なのか?

*生涯ずっと禁欲するのか?

が重要なカギになります。

これが想像以上に強烈な作用をもたらします。

我慢する欲求のエネルギーの「転用」「転換」が、

願望の実現に起こります。

 

しかしこれは、願いが叶えられたあとで

禁欲を破ればたちまち回収が始まる、

外在する存在との非常に危険な「契約」です。

 

ある女性の過去生を視た時の話を例にして説明します。

その女性は、過去生にも女性として生まれ、

貧しい東北方面の寒村に住んだことがありました。

そして結婚しましたが、どうしても子どもが生まれなかったために、

つらいイジメを親族から受けていました。

その時代の唯一の楽しみは、蕎麦を打って食べることだったようです。

 

女性も蕎麦を食べることが楽しみでしたが、

ふと「私が蕎麦を食べることを生涯やめる代わりに、

子どもを授かれるのではないか?」と思いつきました。

そして女性は、心中でそのように自分自身に誓い、

村の氏神にも日々祈願をしたのです。

すると、偶然にも一年後に子どもを授かりました。

女性は、生涯にわたり二度と蕎麦を食べることがありませんでした。

 

ところが、その女性が転生した今生で、

たまたま蕎麦を初めて食べた時にアレルギー反応が皮膚に出ました。

つまりは、過去生に自分の魂に誓った内容が、

転生後も無意識下に残存していたのです。

 

基本的には転生を経ることにより、

完全に因果がリセットされていますから、

それは幻想の自分自身への呪縛なのです。

でも、自分の自我に残存していたのです。

自分の自我を浄化することで、

この過去生からの幻想は解かれます。

浄化のためには、前記のような一つでも欲望を

コントロールする意識も重要なのです。

こういう話をしますと、

では自分にも過去生の呪縛があるのではないか?

鹿子生を知りたい、と思う方もいらっしゃるでしょう。

しかし、もしも、この女性のような「何か」があったとしても、

今生を懸命に生きて行って自我の浄化が進めば、

それは無意識のうちに、「自然と」解かれて昇華していくものなのです。

従って、自分にそのような呪縛があるかどうか?を知る必要もないし、

原因を探る必要もないのです。

かえって自我の浄化の邪魔になります。

 

この話の注意は、

*やはり交換条件の祈願は危険でダメだということです。

転生後も「願掛け」は継続する可能性があります。

魂の意味でも、今回の人生の意味でも、

その時だけの自分の欲望のために願掛けをすることは割が合いません。

願掛けは厳禁です。

*このような過去生からの

霊的影響の食物アレルギーは極めて特殊な例であり、

アレルギー症状を霊的なことと結んで考えないほうがよいです。

やはり偏食をしないで、自分の免疫力のバランスを図ることが大切です。

医師の診察を受けた上で、アレルギーの出る食材は、素直に避けましょう。

*過去生を下手に知ることは、

過去生の因果の再起動を起こし、

今生の自分の人生にマイナスの影響をします。

 

何となく自分でわかる過去生は問題はないですが、

他人(過去生がわかると称する"先生")から

聞かされた過去生は、

内容に間違いが多く、他人の人生の因果や、

自分の過去生の因果を再起動させる起因となります。

済んだ過去生を詮索することは

「百害あって一利なし」です。注意しましょう。

一つでもよいから、

自分の欲望をコントロールする意識は、

自分の人生を改善することを知っておいてください。

 

「柔訳 釈尊の言葉」

著:谷川 太一より抜粋転載

 

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お客様の声

君津本店

●60代・男性

「庭がいいですねえ~~~」

本店のエントランスホールを眺めながら、

ワイシャツとオープンシャツの衿がキレイに

なって喜んでいただきました。

 

伊勢丹新宿メンズ館店

★70代・男性

綿のロングコートをお受け取り来られたお客様

「ここの仕上がりはいいね。今度はカシミア

持ってくるからね。いつもありがとう」

と笑顔でお帰りになりました。

 

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クリーニングのお勉強

ポリエステル100%のジャケットと

スカートのアンサンブル。

何度かクリーニングに出しましたが、

よく見るとジャケットとスカートの色が違うのです。

同じ生地で作っているはずなのにどうしてでしょう?

 

購入時には同じ生地を使用していたように

見えたかもしれませんが、

実際は生地ロットが異なり、

染色加工が別々に施されたために、

クリーニング処理などによって

色の差が表れてきたのでしょう。

必ず上下揃いでクリーニングに出し、

セットであることをクリーニング店に

伝えることも必要です。

「Q&A クリーニングクレーム120」

著:澤 浩平 より抜粋

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