他人に何かを言う前に、
まず自分でそれをしてみましょう。
自分自身を管理できる人だけが、
他人を管理することが可能になります。
人は自分自身こそが、
一番に制御することが難しいのです。
[原始仏典『ダンマパダ』第十二章-百五十九番]
仏教と聞きますと、
大半の人が難しい御経や哲学を
思い浮かべることでしょう。
しかし、それは後世の自称の弟子たちが
構築した世界観であって、
原始仏典に見られます釈尊の生の言葉とは、
現代社会に生きる私たちの日々の生活や
ビジネスにも役に立つ、
非常にマトモでわかりやすいものです。
その奥には人間のサガ(性)までも
見通した教えが存在しています。
これがまさに真理であり、
二千五百年後の今でも十分に通じる内容です。
この項を子育てにあてはめてみますと、
親は非常に耳が痛いです。
ここには親の言うことを
聞かなくなる理由も示されています。
「自分の子どもに言っていることを、
親もほんとうにできるのか?
親も普段にできていることなのか?」
「親は自分の生活を、ほんとうに正しくしているのか?」
「親は自分の子どもに言えるような生活行動をほんとうにしているか?」
「親が生活の見本を見せ続けないかぎり、
子どもができるわけがないだろう」
このような意味も、この項は含んでいます。
ここで、もう一つの霊的な視点を紹介しますと、
「はたして、他人とは実在しているのか?」という問題があります。
夢の中にも他人は出て来ますが、すぐに消えて行きます。
コノ世にしても、どんな他人も
百年もすれば跡形もなく消えています。
釈尊はこの質問に対して、
「天上天下唯我独尊」、
つまり、コノ世にも宇宙にも、
究極的には自分一人しか存在していないのが
真相だと答えています。
これは孤独という寂しい意味ではないのです。
「あなたが見ている、その嫌な他人も自分の姿である。同じ一つの霊体である」
「コノ世には一つの大きな霊体しか存在していない」
「この同じ霊体は、宇宙空間をも満たしている」
要するに今の自分とは、
大きな一つの霊体のごくごく小さな部分を
担当して「突起」しているだけであり、
時期が来ればその突起(今の自分)は、
大きな一つの本体に収まっていきます(帰るだけなのです)。
よそを見れば、向こうに変な突起(他人)がいます。
でも、その足元を見ますと自分と同じカタマリにつながっています。
今は飛び出た突起同士で喧嘩したり、殺し合ったり、
愛し合ったりしているわけです。
でも足元は、全員が同じ胴体に吸収されています。
誰も胴体(根源存在・内在神)から
離れることは絶対に不可能です。
もう、目くそ鼻くそを笑うのは、やめておきましょう。
ここで、この項に戻りますと、
「今回の」「今生の」飛び出た自分という突起を、
何とか自分で管理をしましょうということです。
一つの突起が自己管理を達成しますと、
その周囲の突起(他人)も良い影響を受けるのです。
すると、大きな本体の「ある部分」の突起全体が改善します。
そして、本体全体にも改善の波が及びますと、
本体自体(根源存在)も次の進化をするのです。
非常に壮大なことです。
まず、自分という突起を担当している
「責任」を自覚しましょう。
「柔訳 釈尊の言葉」
著：谷川 太一
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お客様の声
君津本店
●40代・女性
急ぎのスーツを早く仕上げてもらって助かりました。
「雨が丁度降ってなかったのでよかったです」と。
新宿伊勢丹メンズ館店
★30代・女性
ファッションブラウスの「シミもキレイに取れて
ハリが出て、嬉しいです」と喜ばれていらっしゃ
いました。
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クリーニングのお勉強
●ピーチスキン調の薄起毛のスカートですが、
クリーニングに出したら
お尻の部分が白っぽくなりました。
気に入っていたのに
風合も変わってしまってショックです。
どうすればいいのでしょうか？
着用中の摩擦やクリーニング処理によって
白色化が生じることもあります。
ピーチスキン調の薄起毛素材は、
クリーニング時の処理の工程において
さまざまな変化が生じてしまうものです。
色や起毛の状態、風合などが変化したり、
また加工ムラが明瞭になったりするほか、
洗剤の残留によるシミや汚れが付着していた部分に
脱色などが起こりやすくなります。
このような衣類は、
着用時から注意して使用しましょう。
そのほか、衣料によく起こる白化として、
着用時に摩擦の受けやすい部分、
例えば、臀部や脇ポケット、尻ポケットなどが
部分的に白くなることもあります。
とくに濃い色の衣類によく見られ、
染料が生地内部の繊維にまで
十分浸透していない場合に、
着用やドライクリーニングの摩擦で
白色化することがあります。
摩擦による白化は、
メーカーや染色やデザインなどを
工夫することによって、
ある程度避けることができると思います。
「
Q＆A クリーニングクレーム120」
著：澤 浩平 より抜粋
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