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9/17(火)「愚かな人間と自覚して生きる」

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戦争で使われるゾウは、弓矢に当たっても耐え忍びます。
私たちも、他人からの非難を耐え忍ぼうではないか。
そもそもが生まれ出た人間とは、誰もが色々なサガ(性)を持つからです。
原始仏典 ダンマパダ23章-320番)
釈尊が生きた時代にも、耐え忍ぶ象の姿がありました。
現代の私たちは、普通の平和な社会の中に居ましても、他人からの言葉や視線
だけでも自分で勝手に心身を傷めるほど響かせている人が多いです。
この項では釈尊が、私たちも戦象を見習って他人からの非難を耐えましょうと
言われています。なぜならば、コノ世に生まれ出る人間とは、そもそもが誰も
が何らかの色々な訳有りのサガを「持つからこそ」生まれ出て来ているのです。
だからサガ(我)が強い者ほど、元気にコノ世を闊歩しているとも言えます。
しかし仏教では、サガが強いほどコノ世に生まれ変わることが終わらずに、
何回でもサガが消え入るまでコノ世で誕生と死を繰り返すとしています。
誕生とサガに縛られた人生をリピート体験する内に、自分のサガ(ワレヨシな自我)
を薄めて心が浄化して、またサガを感謝に転換して、繰り返す転生を終えることを
仏教の目的とします。
「自分で生きてるのではない。多くのご縁に生かされている」と、愚かな人間と自覚
している凡夫は、阿弥陀様の本願力にお任せして救われていきます。

お客様の声

君津本店

●”学生ズボンのすそがほつれていて、

クリーニングから戻ってきたら直そうと

思っていたら、綺麗に塗って会って

ビックリ!!助かりました~!!”と

喜んで頂きました。

伊勢丹ウォータークリーニング

●スーツの汚れがとれて、ポケット袋の

修理も綺麗に仕上がっていたので

ご満足いただけました。

阪急ウォータークリーニング

●セリーヌのTシャツの色移りで

仕上がりの良さに感激されて

いらっしゃいました。

「大変満足です」と、喜んで頂けました。

(今までにモンクレールやカナダグースの

ダウンなど承った事がある方です。)

 

その人とのご縁を尊び礼拝する

 

地上に生きる人々、天空に住まう精霊たち、

神々であれ、人であれ、

同じ場所に存在するという縁の奇跡を尊重して、

神々も精霊も人も、平等に礼拝します。

そして、すべてを平等に礼拝するような、

自然な人の集まりを尊重して、そ

の集まり自体を礼拝します。

この真理の言葉で、幸せに成れます。

(原始仏典  釈尊の言葉 スッタニパータ編

第2章1節-No.238)

 

釈尊はすべての存在に対して、

差別せずに平等に尊重して敬(うやま)うような人は、

稀有な人だと指摘しています。

 

また、
・ すべてを平等に礼拝するような、

自然な人の集まりの方向性は明るい。

・ そのような集まりの人々の未来は、

幸福だ。

このようにも読めます。

 

すべての相手を、存在を、

礼拝するような気持ちで生活をしたいものです。

そういう気持ちで生活をしていれば、

自然と似た人との縁が出来るという示唆でもあります。

 

今日は坊守(妻)からご近所のSさんが

亡くなられたが、家族葬だということで

ご近所の皆さんもお通夜や葬儀に出席するか

どうか?どうしたらいいのか?迷ってらっしゃると、

連絡がありました。

 

「その人とのご縁を尊び、

後ろの席の方でいいから

みんなでお参りさせてもらいんさい。」

と、伝えました。

 

すべての相手を、存在を礼拝する。

そういう中田家の家族でありたいと思っています。

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