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5/25(日) 「人生には人間の努力を超えた大きな力が働いている」

更新日:

 

 

自分の恥ということを常に謙虚に思いながら、

自分自身を抑制している人。

優れた競走馬がムチで叩かれることを恐れないように、

他人から非難されることを恐れない人。

このような人がコノ世には、

まだまだ少なくて稀有な人です。(143番)

 

だからこそ、

優れた競走馬のようにムチで叩かれても

努力をして突き進みましょう。

そのためには、正しい真の信仰を持ち、

自ら謙虚に自戒(じかい)し、自ら全力で努力し、

心を常に集中させ、正しい真理を聞く耳を持ち、

このようにして自分の知識と生活行為を正せた人は、

この継続によりコノ世の苦しみを取り除くことが

可能に成ります。(144番)

(原始仏典 ダンマパダ10章-143番・144番)

 

優れた競走馬はムチで叩かれても

怯(ひる)むことが無く、走り続けることが可能です。

私たちも、自分の良心(仏さま)が同意する事、

納得している事は、どんな非難を他人から受けましても

邁進(まいしん)することが可能な「はず」なのです。

それを怯(ひる)む時点で、迷う時点で、

自分の良心(仏さま)からの視点で

見直して見ることが人生には大切です。

 

ここで釈尊は、優れた競走馬のように

無心に邁進し、コノ世の苦しみを

取り除くことが可能に成れる条件として、

 

(1) 正しい真の信仰を自分なりに持つこと。

(2) 自ら謙虚に自戒(じかい)すること。

(3) 自ら全力で努力すること。

(4) 自分の心を常に集中させること。

(5) 正しい真理を聞く耳を持つこと。

(6) そして、自分の知識と生活行為を正せること。

 

このような6個の条件の「継続」を教えておられます。

問題は、「正しい真の信仰を持つこと」です。

釈尊の発言を総合的に読みますと、

この信仰を自分自身の内面に

「既に在る」崇高で慈悲と智慧の存在に求めることが

正解なのです。

自分以外の他人や、外在する何かの偶像的な仏や神に

正しい信仰を求めることは大間違いなのです。

釈尊は、これを厳禁としています。

 

自分の内面に存在する「崇高な慈悲と智慧の存在」に

常に感謝しながら、優れた競走馬のようにこの世を邁進

いたしましょう。

人生には人間の努力を超えた大きな力が働いています。

大切なことは、与えられた物事を「自分なりに楽しみながら」

がポイントです。

 

今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。

皆さんの仕合せを心より念じております。

 

【柔訳 釈尊の言葉第一巻】著:谷川太一より抜粋転載

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日本人の道徳心

「継続の習慣」

継続の習慣をつけるために易しいことや

少しだけ嫌なことを選ぶほうがいい。

たとえば、食べ物を少しだけ減らす、

冷水浴をする、日記をつける、散歩する、

決まった時間に起きる、食事の前には感謝する、

親の命日には花を捧げるなど、

なんでもいいから少しだけやりにくいことを繰り返すと、

継続が習慣になって一事に達する。

すると、それが他に適用されてくるというわけである。

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今日の諺 「弱肉強食(じゃくにくきょうしょく)」

【意味】

強いものが弱いものを犠牲にして、

栄えること。

 

【由来】

弱いものの肉(弱肉)を強いものが食べる(強食)

という意味で、自然の世界の生存競争のきびしさから。

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