「心柔らかく日々を感謝で埋め尽くす」
愛欲にひとしい火はコノ世には存在しない。
賭け事に負けることよりも、他人を憎み増悪で
運気を落とすことはコノ世にありません。
天から借りているこのかりそめの肉体よりも、
ひとして苦しみはコノ世にありません。
心の安心感に勝る楽しみは、コノ世にはありません。
(原始仏典 ダンマパダ15章-202番)
①性欲というものは、どんなに追求しても同じ繰り返しで
あり、その顛末は苦しみであることを知って置くことです。
性欲を追求すればするほど、痴情の争いを引き起こす取り
返しのつかない地獄の阿鼻叫喚ような苦しい火種となること
を知っておきましょう。
②バクチに負けることは不運とも呼べないほど小さなこと
であり、本当に運気を落とす行為とは、他人を憎み増悪を
抱くことです。他人を憎むことが、人間がコノ世で最高に
不幸に成る道だと知っておきましょう。
※他人を憎むということは、日常の家庭、交通手段の場所、
買い物、職場、飲食の場所で、他人に「ちっ!」と嫌な思い
を無意識に「刻んでいる」ことは一杯あります。まずこの
とを自覚しておきましょう。このことは、他人ではなく、
自分では分からなくても自分自身を一番に傷つけ、運気を
その都度落としていっています。
私の場合は、「ちっ!」の変わりにすぐ「なんまんだぶつ」。
阿弥陀さんに自分の負の感覚や感情を任せていきます。
そしてすへ゛てを引き受けて下さることに感謝の「なんま
んだぶつ」。他人や阿弥陀さんに感謝ばかりしていると、
自分自身へ最高の安心プレゼントをしていることになりま
す。「ありがとう」でもいいです。
世の中には多種多様な色々な楽しいことが有りますが、
最終的には自分の心を安心させることほど真に楽しいこ
とは、コノ世には無いことを知って置くこと。
以上の事柄を事前に知って置くだけでも、人生を未体験な
若い人であっても、人間としての学びと正解の大半を経験し
たことに成ります。
ただ、自分で体験しないと身にしみないのが、また人間でも
あります。
もし、これらのことを素直に信じられた人は、ムダな苦労を
人生ですることは減ることでしょう。まさにその近道がこの
エッセンスにはあります。
今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。
皆さんの仕合せを心より念じております。
【柔訳 釈尊の言葉第一巻】著:谷川太一より一部抜粋転載
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日本人の道徳心
「対話の効能①」
情報の収集ということを考えたときに、
私が最も重視するのは、
尊敬する知人との対話である。
自分と対等、あるいは自分以上に知力のある人で、
しかも専門分野で傑出した人。
そういった人たちとお茶を飲んだり食事をしたり、
あるいは座談でもすることができれば、
これは甚大なる利益を得ることができる。
こうした体験は、おそらく誰もが学校生活を通して、
多少なりとも持っているはずである。
教師や教授、あるいは同級生の面白い話に
興味をそそられたり、
触発されたことが誰にでもあるのではないか。
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今日の諺 「降水確率(こうすいかくりつ)」
【意味】
特定の地域で一定の時間内に雨か雪が降る確率。
日本では、〇~百パーセントまで十パーセントきざみで、
気象庁が発表する。
一ミリメートル以上の雨か雪が降る確率で、
雨や雪の降る量や強さではないので、
注意しよう。
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