「人と人を結ぶ時は自分の意見を持たないことである」
怒りに対しては、それでも自分は
怒らないことによって勝ちましょう。
悪事に対しては、それでも自分は
善行を貫徹することによって勝ちましょう。
ケチな性分の人には、それでも自分は
他人に分け与えることによって勝ちます。
ウソつきな人には、真実をもって打ち倒しましょう。
(原始仏典 ダンマパダ17章-223番)
釈尊が言う勝利とは、コノ世だけで消え去る小さな勝利
ではありません。
死後にも来生にも、その相手に勝るという真の意味での
勝利なのです。
ここで釈尊は、真に自分が勝つには、相手とは逆の方向に
進むべきだと示唆しています。
・相手の怒りに対して、反応して怒らないこと。
・悪事をする人がいても、自分は善行の生活をすること。
・搾取する人がいても、自分は分け与える生活をすること。
・ウソに対しては、ひたすら真実を話し生きること。
釈尊は真の意味での人はこの世とあの世を勝利することに
なると仰っています。
人は、コノ世の目先だけの勝利をするために右往左往し、
他人を傷付け、良心に背くこともします。
この世とあの世を合わせたセットでの勝利こそが、本当の
偉大な勝利であり、それが人間として生まれて来る目的
なのです。
その恩恵は、来生での恵まれた環境へと「転化」もされます。
その前の死後の待遇も超優遇待遇です。
コノ世だけの見せ掛けの勝利とは、何と損な勝利なのでしょ
うか。その勝利は貧乏クジである可能性を知って置いてくだ
さい。コノ世には、気の毒な見せ掛けの勝利者が非常に多い
のです。でも、コノ世でもアノ世でも勝利者に成れる立派な
人物も居られます。
つまり、今の自分が敗者でもまったく問題は無いのです。
コノ世だけを見るから敗者なだけです。慌てなくても良いの
です。コノ世とアノ世を合わせて、因果の帳尻と相殺をして
も、善が少しでも勝ればそれは勝利者なのです。
自分が悪事をしたならば、それ以上の善を為せば善いのです。
今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。
皆さんの仕合せを心より念じております。
【柔訳 釈尊の言葉第一巻】著:谷川太一より一部抜粋転載
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日本人の道徳心
「先生を尊敬する①」
教育というものは尊敬という管によってのみ
伝わるべきものであって、
尊敬の念を持って聞けばわかるものが、
尊敬しないとよくわからない。
だから是非とも親は子供に教育者を
尊敬せしめるようにすべきである。
子供の前で先生の悪口をいうたびに、
その子供の習う能力、
教育を受ける能力は下がっていく。
先生を悪くいうような家庭の児童が、
学校に行って先生を尊敬するわけがないではないか。
教育者を尊敬するということは、
まともな教育を行うための基本にほかならない。
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今日の諺 「一球入魂(いっきゅうにゅうこん)」
【意味】
野球で、投手が一球一球に全力をこめること。
「入魂」とは、魂をこめるという意味。
【由来】
学生野球の父といわれる、
飛田忠順(とびたちゅうじゅん)が
作った言葉。
野球に取り組む姿勢を表した。
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お客様の声
新宿伊勢丹メンズ館
●「早くきれいに仕上げて頂き、
音楽会に着ていく事ができました。
皆からの評判もよく、ありがとうございました」
とお礼の言葉を頂きました。