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8/2(土)「有漏路より 無漏路に帰る一休み 雨降らば降れ 風吹かば吹け 一休」

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「有漏路より 無漏路に帰る一休み 雨降らば降れ 風吹かば吹け 一休」

人として、してはいけないことは避けるべきだと認識し、

自分がするべきことは必ずしたいと思える人々は、

正しい思想を抱いて、

浄土へ進むことに成ります。

(原始仏典 ダンマパダ22章-319番)

 

最初の二行は、要するに「自分の良心の働き」ということなのです。

自分の良心(仏性)が意識の表層にまで出やすい人、出ている人は、

誰に言われなくても自分自身で正しい認識が持てるわけです。

 

しかし、自分の良心を自分自身の悪行や唯物論的な思考の強い人、

自分の心の奥に良心を押し込めている人は、

* 自分がしてはしてはいけないことが分からない。

* 自分が今にするべきことが分からない。

* 何が正しいかが分かっていない。

ことに成ります。これでは自ら不幸に成って行くのは当然なのです。

でも、正しいことも分からない人は、自分自身を見ずに他人の責任

ばかりを探します。このような人間が、他人の悪口を言うのです。

 

こんな輩の言葉を気にするほうもダメなのです。そんな相手に同調

するから、自分の心身にイライラを響かせることに成るのです。

自分の良心(仏性)を本当に、真剣に、深く、信じているならば、

他人の悪口に対しても平気に成れます。

他人からの注意は聞くべきですが、悪口は無視で良いのです。

自分が無視したつもりでも、それを気にする間はまだダメです。

まだまだ自我の承認欲求が強いでです。

 

一休さんが詠んで高く評価された歌に

「有漏路より 無漏路に帰る一休み 雨降らば降れ 風吹かば

吹け」があります。有漏路とはこの世で在り、心が心配で漏電

する世界で在り、煩悩や人間の性を指します。無漏路とはあの

世を指します。

 

「誰もが必ず絶対に、この世からあの世に帰るのだよ。だから、

雨が降るならば降るに任せろ。風が吹くならば大いに吹けば

よい。慌てるな。いつまでもどこまでも一休みの心境でおれば

よい」つまり、一休さんならば「悪口なぞ大いに言わせておけ

ばいい」と答えるでしょう。

 

釈尊は、この項でもあの世の法則をしっかり示唆されています。

人の死後の行き先を決めるのは、その人自身の思想だというこ

とです。自分の思想・志向性が、引き寄せられるように同調す

る世界へと誰もが自然と行くことに成るのです。

これを指図する閻魔様はいません。すべては、自分と引き合う

世界へと行くだけのことです。単純な宇宙の法則である「自業

自得の法則」です。

 

公然と悪口を言ってる人は、他人の悪口を言う人ばかりがいる

世界へと逝くわけです。完全な公平な法則です。

この世で他の良い人々がいる中で、威張っている自分ではダメ

なのです。良い人々がいる中で悪口を言って発散している自分

ではダメなのです。

悪事は、真面目で正しい人々がいる中でするからこそ、自分が

一時的に得をしたと錯覚するだけです。凶悪犯の悪人ばかりが

いる世界で悪事をしても、身の破滅をするだけです。

正しく祖国を守ろうとする思想の人々がいるからこそ成り立つ

社会の中で、間違った思想で幅を利かせるような輩ではいけま

せん。

 

今日も自分の良心を意識して感謝の生き方をしていきましょう。

この継続でお浄土に往生することは間違いありません。

 

今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。

皆さんの仕合せを心より念じております。

 

 

【柔訳 釈尊の言葉第一巻】著:谷川太一より一部抜粋転載

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日本人の道徳心

「他力による自己革新②」

他力による自己革新を成し遂げるには

何が必要なのか。

それには、まず良き師を認めなければならない。

良き師を認め、その師に打ち込むことが必要なのである。

谷沢栄一氏は

「学問の道で多少でも事を成した人は

必ず良き師に恵まれている」

とおっしゃっているが、

これは紛れもない事実であろう。

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今日の諺 「必要不可欠(ひつようふかけつ)」

【意味】

絶対になくてはならないこと。

必ずいるもので、欠くことができないということ。

「必要」は必ずいること、

「不可欠」も必要と同じ意味。

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