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9/2(火)「死にとうない」

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「死にとうない」

社会で修行する人々よ。

悪い惰性があれば断ち切りなさい。

そして勇敢でありなさい。

ただし、そうするにはワレヨシな欲望が有ってはならない。

そして、すべての物事は必ず終わることも知って置くこと。

そして、浄土が実在すると信じる者でいなさい。

(原始仏典 ダンマパダ26章-383)

 

今の社会には、転職をするか否かで悩む人が多いです。

せっかく入った会社でも、何か辛いことが有りますと、

誰でも一度は転職を考えるものです。

多くの人々は、常に転職を考えながらでも、それでもそのまま

定年になるまで居ることも多いのが社会の現実です。

転職を夢想することが、実は一時の清涼剤で在り、自己逃避で

あり、急速なのかもしれません。また、自分で夢を見ていると

も言えそうです。

 

しかし、本当に転職した場合、様々な問題が生じます。

①知らない環境で、いきなり新人として一から始めなければ

いけない。

②信用、信頼されるために、一から実績を見せないといけない。

③最初は試用期間、研修期間なので、年下の人間が上司になる

こともある。

④収入が下がるのが普通。

⑤転職することで、社会保障(年金・健康保険など)に空白が

生じ、退職金も大きく変わるリスクがあること。また、非常勤

的な立場に置かれ、なくなることもある。

⑥どんな会社にも、入る前には分からなかった問題、変な上司

や同僚も100%存在する。

 

はたして、以前の会社の辛さとは、本当に逃げるべき苦痛だった

のか?新規で一から丁稚奉公する大変さが、年下の人間から義理

人情もなく、こき使われる立場が分かっていたのでしょうか?

この世の全ては、自分の想定不定に注意なのです。

社会の現実はそんなに甘く無いです。

慣れない環境と人間関係、そして蔑視や無関心、今までのプライ

ドを引き裂かれ、たまらない不安と喪失感に道を間違えて、つい

「ウシジマくん」のようなサラ金に手を出し始める人もいるよう

です。

 

しかし釈尊は、この項で「勇敢でありなさい」「悪い惰性があれば

断ち切りなさい」と示唆されています。

ただし、どこに行きましても、この世では「すべての物事は必ず

終わることも知ってくこと」

要するに、

* 執着するな。

* どこに行っても必ず人間関係や理不尽な問題は有ること。

* 何でも限界があり、いずれ自分もコノ世を去る人間であることを

  忘れるな。

*   不条理な世界とは違う浄土という清浄な世界が実存すると信じる

  者でいなさい。

 

つまり、死後の世界が有る前提で生きなさい。だから、悪い事をすれ

ば必ず罰がある前提で居なさい。死ねば終わり、と思う人間は悪事も

してしまう可能性が有るからです。

バレなければOK、という発想では危険なのです。

自分が植物のように、コノ世にただ生えた、と思ってはダメです。

その前の人生が有ったからこそ、心はここまで複雑なのです。

 

だから安心してください。

コノ世は、自分の良心(仏性)に従って生きて、感謝の気持ちを忘れな

ければ100%お浄土に行けます。

私は常に今でも、この世とあの世で同時に生きている感覚があります。

この感覚を、これからや多くの人々が持ち始めることでしょう。

 

今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。

皆さんの仕合せを心より念じております。

 

 

【柔訳 釈尊の言葉第一巻】著:谷川太一より一部抜粋転載

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日本人の道徳心

「最善を尽くし終える」

「精魂こめて自分の仕事に励み、

最善を尽くし終えたときに、

人間は安堵を感じ、明るい気分にもなる」

(エマソン)

事業でも学問でもいいのだが、

何かをはじめたのなら、

そこに一念を込めて

一所懸命に取り組まなくてはいけない。

そうやって何もかもやりつくすと、

心が落ち着いて、

明るくさわやかな気分が生まれてくるようになる。

そうした陽気な気分が、

その人を成功へと導いていくということも

よく耳にする話である。

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今日の諺 「一攫千金(いっかくせんきん)」

【意味】

かんたんに、一度にたくさんの利益を得ること。

「一攫」はひとつかみということ。

「千金」は昔のお金で千両で、

とてもたくさんのお金という意味。

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