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9/28(日)「すべては自分が預かっているだけ」

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「すべては自分が預かっているだけ」

過去にも、未来にも、今も、何も所有せずに、

何も持たずに、何物にも執着せずに、

自分の為の取り置きをしない人。

そういう人を私・釈尊は、最高の人間とします。

(原始仏典 ダンマパダ26章-421)

 

それは自分のモノだ、自分の所有物だ・・・・、

という思いが強く成るほど、その人は、

 

* それを無くす法則がコノ世に有ります。

* それ、が自分の思い通りに成らなく成って行きます。

* それが、自分から離れ始めます。それを無くし始めます。

 

このような因果の法則が、コノ世に貫徹しています。

ソレ、とは何にでも言えます。

恋人でも、家族でも、財産でも、仕事でも、投資でも・・・・、

それは自分のモノだ、と思い始めることで

自からの束縛・強要・自我(ワレヨシな思い)が強く成り始め、

自分自身が段々とその物事から嫌われて行きます。

本当に見事に嫌われて離れていくのです。

 

表面的な意識ではくその根底に在ります、「自分のモノだ」

という横柄な思いが、すべての関係を水面下で破壊して行きます。

共に味合う喜びや幸運を破滅させていきます。

しかし、コノ世で暮らすには、

自分の住まいも必要ですし、自分の服も靴も必要です。

自分の子供は、どうしても我が子だと強く思ってしまいます。

夫婦ならば、相手の隠れた行動が気になるものです。

 

では、どうすれば良いのでしょうか?

 

この項で釈尊は、

* 自分のモノだと思ってはダメなのです

* それに執着してはダメなのです

* 自分の為に持って置こうとするなと示されています。

 

つまりは、コノ世のすべての物事は、

家族でさえも自分が、

「預かっているだけ」

「自分に一時的に持たせて頂いているだけ」

という軽い視点がとてもとても大切なのです。

 

このような謙虚な姿勢で自分が居ますと、

家族とも良い関係が継続し、

自分の財産も無くさないように運気が向くのです。

 

今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。

皆さんの仕合せを心より念じております。

 

 

【柔訳 釈尊の言葉第一巻】著:谷川太一より一部抜粋転載

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日本人の道徳心

「忠恕(ちゅうじょ)の心」

昔から偉いお坊さんは、

一滴の水でも単に捨てるのは殺生だといった。

同じ水を捨てるにも、

畑にかけたり鉢植えにやりなさい、と。

これが忠恕の心である。

忠とは真剣、恕とは思いやり、

ものすごく真剣にやると同時に

相手の立場も考えてやるのが

忠恕である。

これが世渡りには大切なのだというのである。

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