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10/25(土)「自分の体裁の為に無理な交友はしない」

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「自分の体裁の為に無理な交友はしない」

いつも仲間と一緒にいるならば、

修行中も、休んでいる時も、

仕事場に行く道中も、遊びに行く時も、

常に仲間と話さなければいけません。

それよりも他人を気にしないで済む中で、

自分の心の完全なる自由を求めて考えたほうが有意義です。

どんな交わり、集団の中に自分が居ましても、

自分一人で歩く覚悟を持ちなさい。

まるで1本角(ツノ)が立つサイのように一人で歩みなさい。

(原始仏典 スッタニパータ 第1章3節-No.40)

 

 

人は仲間の中に居て、自分がしゃべっていることで、

* 他人から見える自分の体裁が良い。間が持つ。

* 集団の中に馴染んでいる「自分に」安心する。

つまり、

* 自分の外見を意識した自我(ワレヨシの思い)

のために、人は仲間というものを求める側面がある

ことを知って置きましょう。

 

釈尊は、友人を持つなとは仰っていません。

友人たちの中に自分が居ても、

* 人が持つべき大切な本質・目的である、自分の心

  の完全なる自由というものを見詰めることが大切

  なのです。

ということを、この項は示唆しています。

 

他人の視線や態度を気にするために、

*自分が無理をする。

*無理に家族よりも交友を大切にする。

*無理をして相手に気を使ってしまう。

これは、後で自分自身が後悔してしまうことになります。

 

結局、そんなことを自分がするのも、他人からの視線を

気にする自分の自我のためにした、ということなのです。

釈尊は、そういうパターンの繰り返しをすめことよりも、

「自分の心の自由を見詰めて求めなさい。素の自分で

相手と対峙しなさい。」

としています。

また「自分には友人がいないと心配しなくてもいい」

とも言えます。それは貴方の内なる仏があなたのことを

誰よりも一番理解しリスペクトしているからです。

 

今日も、自分がどんな中に居ましても、自分の心の自由

(仏さま)とは何か?を見詰めて過ごし、心中で人の目を

歯にする自我ではなく、これ(仏さま)を優先していきましょう。

 

そうすれば自分の体裁の為に無理な交友もしなくなります。

 

今日もより良く生きる智慧を与えて頂いて有難うございます。

皆さんの仕合せを心より念じております。

 

 

【柔訳 釈尊の教え 第一巻】著:谷川太一より一部抜粋転載

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